この記事へのコメント
「白玉」とは小さな団子のことですね。「ぷつん」と音するかどうか知りませんが、可愛らしい幼女が「白玉」を小さな口に入れて微笑んでいるという歌なのでしょうが、幼女の顔が女の表情であったと作者は言っているわけですね。ここに軽いエロチシズムがあると私は見ました。
場面はまるで違いますが、「白玉」の語感には伊勢物語の芥川の段の、「白玉か何ぞと…」と問うた、お姫様の上品な童女のイメージが、私にはあり、それがこの歌にも重なります。ほんわかとした気分を感じさせてくれる初春の歌とうけとりました。
…ただし、「吾に」は余計であると思います。「笑ひかけたり」で十分と思います。
Posted by かわすみさとる at 2017年02月11日 20:56
愛らしい幼女が、ある一瞬、大人の女性のような表情をみせた。
わたしは好きな題材ですが、悪く言えばよくある題材だと思います。(老人が幼児のようにみえた、等も)

きっかけとなる事物を、白玉にしたところはハマっているように感じます。
先日、永井荷風の『濹東綺譚』を読んだばかりなので、
主人公が馴染みになった娼婦と並んで白玉を食べる場面を思い出したせいもあります。

白玉の擬音として「ぷつん」はちょっと合っていない気がします。
また、「吾に」がなくても伝わると思うし、
というより、「をみなのかほ」が一番伝えたいことかなと思ったのですが、
こちらに(妖しく)笑いかけた、は駄目押し的にも感じました。
Posted by 砺波 湊 at 2017年02月14日 12:51
白玉をプツンと噛みて幼子はをみなのかほで吾に笑ひたり

よく観察されて詠まれています。成程と思いました。
前評者と同じく、「プツンと」に違和感があります。
白玉は、やわらかいのでイメージがちがうのでは
ないでしょうか。
オノマトペは、独創性を短歌では要求されるので難しい。
「ふふんと」で結句の「笑ひたり」は省略でき「噛む」より
お上品に「食べる」方が大人っぽいしぐさになるのではと
思いました。
「をみなのかほ」は共感をよびますね。

Posted by 西五辻芳子 at 2017年02月21日 19:41
かわすみさん、砺波さん、西五辻さん、コメントありがとうございました。
童女のエロスについてここのところずっと考えていて、それで出来た歌ですので、その部分について皆様に汲んでいただけてうれしかったです。

・かわすみさん
>「笑ひかけたり」で十分と思います。

ご指摘ありがとうございます。確かにおっしゃる通りですね。自明なことをダメ押ししている感じになってしまうなと思いますので、吾は省略したいと思います。


・砺波さん
>白玉の擬音として「ぷつん」はちょっと合っていない気がします。
・西五辻さん
>前評者と同じく、「プツンと」に違和感があります。

ご指摘ありがとうございます。オノマトペは難しいと思いながら使ってしまったため、自分の中で消化できていないまま歌を投げてしまったと反省しています。


皆様に頂いたご意見を参考に、もう少し練り込んでみたく思います。
コメント、本当にありがとうございました。

Posted by 桃生苑子 at 2017年02月26日 20:13
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