この記事へのコメント
普通の人ではなかなか経験できないような状景を、一読すぐ分かるように詠っていていいと感じました。
融雪剤には塩分が含まれているのですね。自分も山懐に住んでいるのですが、近くの道に融雪剤がまかれることがなく、カモシカは現れてもこのような場面を見たことはありませんでした。
Posted by 永井秀幸 at 2017年02月09日 16:25
一読、とても印象に残る歌でした。
カモシカが融雪剤を舐めるなんて知りませんでしたし、そんな場面を歌にしたのも素敵だなと思います。

しかしながら、よくよく読むと、山道は雪が積もっているので、白い融雪剤を撒かなくても、もともと道は白いんじゃないかな、と思い、ちょっと景が結びにくかったです。

それと、歌が全体的に説明調になってしまったのが、残念な感じがしました。
よく言われるところの、スナップ写真のように詠むとか、一瞬を歌にするとか、そんな風に詠まれたほうが良かったかと。

カモシカが塩分補給のために融雪剤を舐めにやって来る、のではなく、山道でカモシカが白い融雪剤を舐めている、その光景をそのまま歌にすればよかったのではないかなあ、と思いました。
Posted by 桑原憂太郎 at 2017年02月12日 17:07
この歌に違和感を覚えるのは私だけかも知れませんが、一言。
二句「撒かれて白き」から、上の句は融雪剤が撒かれたことによって山道が白くなったというふうに把握されると思います。
しかし融雪剤は雪に対して撒かれるもの、すでに山道は降雪によって白くなっていたのでは。
これは「凍結防止剤」のまちがいではないか、
降雪以前の山道であれば、アスファルト等の路面に「凍結防止剤」の存在ははっきりとしていますが、少ない雪の場合は別ですが、降雪後ではたいがい、雪の白の上に塩の白ですから一面白です。カモシカは雪を舐めているのか、塩を舐めているのか、判然としないのではないか、判別しにくいのではないか。
どちらも同じ塩のこと(塩化ナトリウムか塩化カルシウム)ですから、いずれでもいいのかも知れませんが、光景が浮かびにくいので(私だけかも知れませんが)、雪の有る無し、雪はあっても道路はまだ白くないのか、いや山も道も一面の雪景色の白なのか、ご教示ねがえれば幸です。

※追伸、コメントを書き込もうとしたところ、すでに桑原憂太郎さんが同趣旨の発言をなさっていました。繰り返しになるようで、申し訳ありません。
個人的に過去に群馬県水上町藤原に五年間、単身赴任で暮らしていたことがあり、そのときに、ニホンカモシカやキツネ、タヌキ、テンなどケモノが「上記塩化物」を舐めるのを見聞しました。当時、「融雪」「凍結防止」のため、業務として撒いた経験があるので、余計気になるのかもしれません。

Posted by かわすみさとる at 2017年02月13日 16:59
一つ言い忘れていたことがあったので、コメントを追加します。

先の単身赴任の最初のころ、大雪の後の早朝の除雪された真っ白な道路の端に、カモシカが首をたれ雪を食べている光景を目撃し、不思議に思って土地の人に聞いたところ、何度も撒かれた塩化ナトリウムで一杯の雪を食べて塩分補給しているのだと教えられたことがありました。
Posted by かわすみさとる at 2017年02月13日 17:38
深い積雪でないときには雪が解けたあとに融雪剤だけが白く残っていることはよくあります。
また、積雪をあらかじめ予測して事前に融雪剤をまいておくことも当地(長野県)ではあるようです。
そのどちらか(多分、前者)の状景と自分は読みました。
Posted by 永井秀幸 at 2017年02月15日 16:46
丁寧な描写が雪国の日常風景をうまく切り取っています。「舐めに来」という言いさしも、臨場感があるなと思いました。融雪剤の漢語、やまのみちのひらがな、カモシカのカタカナと表記にも工夫があっていいなと思いました。
Posted by 太田青磁 at 2017年02月24日 19:03
永井さん桑原さんかわすみさん太田さん貴重な意見ありがとうございます。
山道が融雪剤で白くなっているのは、同じ長野県在住の永井さんのご意見どおりです。融雪剤といっても実際は路面凍結いわゆるブラックアイスバーンのために撒かれている場合が多く路面に雪がないもの珍しくありません。ちなみに降雪量が多い場合は除雪をしてから融雪剤が撒かれます。
ここから、この歌の背景について書かせてください。
実は桑原さんの指摘した、スケッチのようにしたほうが良いのではに繋がります。
この歌で
融雪剤→塩(塩カル)→シカの餌
と印象付けようと書いたのは
野生のシカによる害が頭にあったからです。
良い記事がありましたので読んでください
http://gaku-blog.net/post2191.html
この記事にあるように、融雪剤はシカの餌になりそのため多大な獣害を引き起こしてます。さらに増えすぎた野生のシカの対策に追われるという結果が生じています。
確かにスケッチのように作ろうとも考えましがたが、どうしてものどかな景色になってしましい今回は説明的ではありますがこのように作ってみました。また機会があればスケッチのように作ってみたいとも考えています。
追記
もちろん野生のシカが増えたのは、融雪剤散布によるものばかりではありません。むしろ狼など天敵が居なくなったなどの別の理由もあります。




Posted by 竹田正史 at 2017年02月27日 20:40
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