この記事へのコメント
赤と緑と青が混ざれば白になる甘い夢とは思わざれども

光の三原色の法則で、混ぜると白(透明)になるのですね。絵具の混色と
全く違う着眼点が面白い歌ですね。
 昨日まで下の句が全く読めなかったのですが、例えば文字等をうっかり
間違えた時、取り返しが効かないけど光のように混色して白くなってほしいと
今日は思ったのですが、そういう事から拡大解釈すれば、甘い夢かもしれないが、
もう一度やりなおしたいという相聞歌。
 いかにも理系の方のお歌ですが、まだ男性か女性か判らないですね。
作者名発表が楽しみです。
Posted by 西五辻芳子 at 2017年02月12日 18:32
上句では、照明などで赤・緑・青を重ねると白色になる、という「光の三原色」について述べています。

下句では、それを受けて「甘い夢とは思わざれども」と語っているので、上句の内容は単なる事実を挙げたのではないと分かります。
色から連想される、異なる人々・団体が心をひとつにすることが不可能ではないと信じている、という歌意かと思いました。

こんなふうに大体の歌意は分かる…ような気がするのですが、赤・緑・青と白が何を表しているのかと考えると、はっきりとは分かりません。
赤=情熱、青=知性…くらいの連想で良いのかなぁ、とか、緑も白も平和や穏やかさを連想させて似ているなぁ、と感じたりもします。
また、赤は革命思想や共産・社会主義の象徴でもあし、白は平安と同時に死をも連想してしまいます。
「光の三原色」というものは事実なのですが、この四色を並べることで良い効果を生んだのかは少し疑問です。
Posted by 砺波 湊 at 2017年02月12日 18:54
赤と緑と青が混ざれば白になる甘い夢とは思わざれども

私も初見は、イデオロギー等をあらわしているのかとおもったのですが
その色がそれぞれ何なのか考え込んでいました。
砺波さんの評にも同様な感想です。
Posted by 西五辻芳子 at 2017年02月12日 19:57
前お二人の評から、いろいろイメージを受けたので私なりに考えてみました。
この歌は、お題「白」から連想されて作られた一首である、ということをあらためて想起すれば、テーマは白にかかわるものであり、白にかかわるものが「甘い夢とは思わないけれど」と結んで終っているので、「甘い夢」の何たるかがキーワードでしょう。
上の句は、光の三原色から白を導きだしていることから、「白」に対しての作者の思い入れは、各具体すなわち三原色の意味にあるのか、単に「白」を引きだすための一便法にすぎないのか、この一首から想像することは不可能であると私は思います。
また、「甘い夢」の対義語としては「辛い(苦い)夢」が当然あるわけで、作者にとって「白」はすくなくとも辛い(苦い)ものではないわけです。したがって作者にとって「白」は「甘い夢」に多少は(微量にしても)つながるものと思われます。
この一首からは、これ以上のことを想像することは無用であると私は考えます(最後は作者に聞いてみなければ解らないと)。私の短歌観は私小説的抒情が短歌であると今は考えているので、作者の実際を無視することはできないと思うからです。
Posted by かわすみさとる at 2017年02月13日 09:56
「私の短歌観は私小説的抒情が短歌である」という上記かわすみさんの見解、こんな短歌観を今言ったらなんという時代遅れかと袋叩きになりかねないので僕などそう思っていても書きこめないのですが、かわすみさん、ありがとうございます。僕もまったく同感です。多分、ゆえにこの歌の感想もほぼ同様です。
Posted by 永井秀幸 at 2017年02月14日 16:57
光の三原色でしょう。それぞれの色のイメージよりも「白昼夢」のイメージかなと思いました。「白になる」が「甘い」と重なるのではと思いました。作者の描きたい景とは変わってしまうかもしれませんが、他の色と合わせて「白となる」とすると少し軽くなるかもしれません。
Posted by 太田青磁 at 2017年02月24日 18:37
コメントしてくださったみなさま、ありがとうございます。すでにコメントしてくださっているとおり、光の三原色のことを詠みました。
光の三原色は知識としては知っていても、実際に試したことはありませんし、本当に白になるのか疑っていたりもします。だからといって「白になるはずがない」とまでは思っていない。たぶん白になるのだろう。でも・・・ということを詠んだつもりでした。

ということを駆け込みで書いても何の広がりもありませんので、今後はもっと余裕をもってコメントしたいと思います。それではまた次回もよろしくお願いいたします。
Posted by 津和 歌子 at 2017年03月03日 23:18
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