この記事へのコメント
>白耳義の命の水が喉ふかくくだれば麦の香はたちあがる

「命の水」の解釈が難しかったです。当初は「麦の香」からベルギービールのことかと思っていたのですが、辞書(大辞林)を引いたところ「命の水」=ブランデーとはっきり書かれてしまっているため、ビールでしたらもう少し別の表現をしていただいたほうが誤解が少ないかと思います。
ビールと解釈しますと、喉を通り抜けたあとに麦の香りが抜けていくように感じられる、というところがいかにも美味しそうでビール党には共感しやすい歌だなと感じました。
Posted by 桃生苑子 at 2017年02月07日 23:04
「命の水」をブランデーとしているのは大辞林だけで、他の辞書は人の寿命を流水にたとえているとの意味で書かれていました。ブランデーに拘らなくてもいいように思います。
私はベルギービールだと思って読みました。
もしブランデーなら麦の香りがしたら本当にブランデーかと突っ込んじゃいます。
Posted by 鎌田章子 at 2017年02月09日 14:15
まずは「白」という題に対してベルギー(白耳義)を使ってくるあたりから、題詠に長けた方とお見受けします。
私はアルコールが苦手のため、「命の水」が何を指しているのか分かりませんでした。初読では本当に「水」なのかと思っていた次第です。が、アルコールの方が締まりますね。ただ、麦酒でもウイスキーでもブランデーでも、何であっても成立するように思いました。作者にはこだわりがあるのでしょうが。
Posted by 村田馨 at 2017年02月14日 00:41
 お酒の種類についての話題になっているのでちょっと興味を持ちました。
 ネットで検索してみたら「命の水」という表現は元はラテン語で、蒸留した酒を意味したようですね。それが英国ではウィスキーの語源となり、仏国ではブランディを指す、という事のようです。
 一方、酒飲みにとってベルギーと言えばこれは絶対に白ビールです。ベルギーではブランディもウィスキーも余り有名ではないと思います。このあたり、この歌の「命の水」というある種象徴的な表現が一首の読みを難しくした気もします。(因みに、代表的産地としてウィスキーはスコットランド、ブランディはコニャック、アルマニャック等のフランスですね。)白ビールは麦の香りというよりも、僕としては独特の豊かな酵母の香りが良いですね。
 歌についても一言。「くだれば」→「たちあがる」の呼応関係が凝っています。また、ベルギーの漢字表記は最初読めず、勉強になりました。「麦の香」で白ビールを想像した僕は、<白>が国名だけでなく酒名にも隠されていると思い、ひとり膝を打ちました。
Posted by 安野文麿 at 2017年02月14日 11:20
ベルギーといえばビールが美味しい国なので、こちらの「命の水」は単純にビールの事なのかなと、そのまま読みました。当方酒は呑めませんが、この歌のように酒を「命の水」と讃え、喉越しと味わいを楽しみながら一杯を頂けたら素晴らしいなと思います。
Posted by 高良俊礼 at 2017年02月19日 17:45
国名の漢字表記はなかなか難しい。我が国では広辞苑にもあるように、この歌の表記と同じであるようだが、はたして現代中国ではどんな漢字による表記なのだろう。
この歌はお題の「白」を国名の漢字表記にしたのであるから、二句以下の歌の歌意は「白」とは無関係である。二句以下が作者の文意であろう。
喉深く味わった酒がテーマである。
昔、ベルギーに旅したとき、首都ブラッセルはドイツとフランスの混血のような都市という印象を受けた。ドイツといえば麦酒であるし、フランスは圧倒的にワインの国である。しかしウィスキーの原料も大半麦であるから、歌の酒とはウィスキーであるかもしれないが、これは作者に聞いてみなければ解らぬこと。私は、当然、ビールと受け取った。
ただし、ビールでは麦の香を覚えぬので、香においてはビールに優る点でウィスキーであるかも知れない。
されど、されどである、麦の香がたちあがるのは、日本の麦焼酎を置いて外はないではないか、などとも思う。これは蛇足、などなど、とても、たのしかったです。
Posted by かわすみさとる at 2017年02月20日 14:19
桃生さん、鎌田さん、村田さん、安野さん、高良さん、かわすみさん、丁寧に読んでいただき、ありがとうございます。

命の水は、ビールのつもりで詠みました。
ビールを飲んだときの「あ〜、生き返る」という感慨と、ときどき飲むベルギービールが修道院で作られているというところからの発想でした。
ベルギーの修道院は、食事制限もある厳格な宗派が多いそうで栄養価の高いビールは修道士にとって重要な飲み物だったそうです。
私もホワイトビールは、大好きなのですが、作った際はそこまで考えていませんでした。
Posted by 葉山健介 at 2017年02月28日 22:08
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