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トマ・オキの白き双耳を遠見つつ思ひおこせる尾瀬ヶ原の雪

美しい山の情景と尾瀬の雪と両方は、詰め込みすぎですが、上の句が
大変印象ぶかいので、もう少し丁寧に詠ってほしいところですね。
結句の字余りは、字足らずよりはいいのですが、安定にかけます。
ネットで検索すると谷川岳のトマとオキは、本当に動物の耳のようで
冬の冠雪の山の美しさと厳しさを想像できます。
是非推敲して二首にして詠ってほしいです。
期待しています。
Posted by 西五辻芳子 at 2017年02月12日 19:08
私も西五辻さんと同意見です。
谷川岳の双峰と尾瀬ヶ原の雪の二つの白を詠っているのですが。焦点がぼけたような感じを受けました。
谷川岳で一首、尾瀬で一首を楽しみにしたいと思います。
Posted by 鎌田章子 at 2017年02月14日 10:11
前評では二箇所の雪を詠うことに否定的なご意見でしたが、私はこれもありかと思います。
作者は谷川岳の二つの峰の冠雪を遠くから眺め、そこから実風景として尾瀬ヶ原を思い出している。この時空の飛びも面白く感じました。
Posted by 村田馨 at 2017年02月26日 00:00
西五辻さん、鎌田さん、村田さん、コメントをありがとうございました。作者のかわすみさとるです。
この一首に、谷川岳と尾瀬ヶ原を入れるのは、詰め込み過ぎ、焦点が暈けるという御意見をいただき、なるほどと作者の私も同感しましたが、この歌は、三句「遠見つつ」から解るように、谷川岳のトマの耳、オキの耳の冠雪を見ることによって想起される、かって一度たまたまその絶景を経験した、尾瀬ヶ原の草紅葉に冠った白雪を歌ったものです。
谷川岳は、晴れた日は、私の住む前橋市からもよく見えますが、尾瀬に行くため鳩待峠から入る場合、水上町を北に上る最初の途上、その猫の耳のような双耳峰が空に際立ちます。白き双耳ですから、この歌の季節は冬ですが、ご承知の通り冬季は尾瀬には入れません。村田さんのコメントにある時空の隔たりは、距離にして20キロ、時間にして過去から現在の相当のタイムラグがあります。が、歌の位置は、心に湧いた想いが現にある、現在形です。村田さんの「時空の飛び」というコメントは、じつに的を射てて作者冥利に尽きるというか、とても、ありがたかったです。
Posted by かわすみさとる at 2017年02月26日 10:37
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