この記事へのコメント
「ひさかたの」は普通光・天・雨にかかる枕詞ですが、白にはかからないのでこれは「久しぶりの」意味で使っているのでしょう。
しかし最後の雪に枕詞としてかかる気もして、上手な使い方です。
観衆が白井貴子を待ちわびてる様子が最初に「ひさかたの」とくるとゆったりとした調べになり、下句の動きの描写との対比が印象に残りました。
雪にもめげない観衆の熱い気持ちが伝わってきます。
Posted by 海野 雪 at 2017年02月08日 08:11
わたしは枕詞で引っかかりを感じてしまいました。

「ひさかたの」 は「天」「雨」「月」「雲」「光」「都」などにかかる枕詞です。
「日射す方」 が語源という説もあるそうなので、歌手の魅力を光のように喩えたのかとも思いましたが、ちょっとピンときませんでした。

枕詞なら例えば「茜さす」(「君」にかかる)でもいいのではないか、
歌手が活動を再開したことを指しているなら「ひさかたぶり」「ひさびさの」と言うべきですし、「ひさかたの」はひょっとして誤用なのかな、と立ち止まってしまいました。

また、結句の「雪」が少し唐突に感じます。
野外ライブで雪がちらついていたのかな、という想像はできました。
矢継ぎ早に「揺れる観衆」(視覚)→「手拍子」(聴覚)→「雪」(再び視覚)と進むことも混乱させる原因かと思います。

ワクワクしている楽しい場面だということはわかるので、「観客」ではなく自分自身としてどれだけ楽しみにしていたか、とか
もしくは、思いきり客観的に俯瞰からライブの様子を描いたりしたほうがワクワク感が伝わるのではないかと思いました。
Posted by 砺波 湊 at 2017年02月08日 09:38
初句は、「ひさかたぶりの(白井貴子)」という意味合いで
用いられているように読めますが、そうであれば言葉足らず。
「ひさかたの」という枕詞で、結句の「雪」にかかる意図が
あったのならあまり効果的とは言えません。その場合、
「ひさかたの雪……」と詠い出したほうが良かったかと思います。
Posted by 伊波虎英 at 2017年02月22日 17:19
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]


この記事へのトラックバック