この記事へのコメント
隧道、浦、海猫の鳴くところと、だんだん世界が広がって見えます。最後の海猫のところは、14文字と長くなっているので時間が長く、ゆっくりと視野が広がるようで、すごくいいなと思います。堪能しました。
Posted by 葉山健介 at 2017年08月10日 23:34
まず、冒頭の隧道がいい。トンネルではなく、隧道(ずいどう)。指す内容は同じだが、語の持つイメージがちがう。後述のちさき浦、海猫とうまく呼応している。
ここでは道路ではなく、鉄道と読みたい。ひなびたローカル線。観光客もこないような一両か二両の短い列車がゆっくりと音を立てながら隧道を抜けると小さな海が広がる。絵になる光景だ。
Posted by 村田馨 at 2017年08月13日 18:35
何かジブリ作品を観ているよう。別世界に誘ってくれるようなきれいな歌で頂きました。
Posted by 宇田川庄五 at 2017年08月13日 22:50
とても清楚、ミニマリスムの短歌といった面持ちで、たいへん素敵に思い採りました。村田さんの、きっと鉄道の隧道だろうという解釈になるほどと思いました。
Posted by 安野文麿 at 2017年08月21日 21:30
隧道はトンネルの意味ですが、わたしはいざなわれるように続く道のように読みました。
沖縄の備瀬のワルミのような細い道を歩いていって、やがて小さい浦が見えてきて、海猫の声も聞こえてきた…そういう小さな旅をしている気持ちにさせていただきました。
村田さんのローカル線の光景も素敵な読みと思いました。
とても広がりのある豊かな作品…素敵です。
Posted by 蒼あざみ at 2017年08月22日 00:30
わたしも(ずいどう)と読みたいです。この歌はトンネルの中という暗く、音の遮断された場所から、一気に景色が広がる様子を視覚だけではなく聴覚でも捉えていて、共感の高いさわやかな歌だと思いました。車、電車、徒歩と様々なスピード感があるのですが、わたしは自転車やバイクなど風を身体で感じられる乗り物をイメージしました。
Posted by 太田青磁 at 2017年08月23日 11:36
作者は弘井文子です。

ネット歌会で、今まであまり票をいただくことが少なかったものですから、ちょっとびっくりしつつ、嬉しく、ありがたい経験でした。
これからも、読んだ方に、少しだけでも立ち止まっていただけるような歌ができればいいなと思います。
Posted by 弘井文子 at 2017年09月01日 21:00
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