この記事へのコメント
悠然とした海辺の風景が浮かびトンビの滑るような大きな飛び方が目にみえます。水俣の海岸でも見たのびやかな光景です。個人的な思い出ですが、かつての水銀汚染土が埋め立てられた海岸の公園で、のどかな鳶の飛翔を見ながら、人間の罪深さや権力の驕り、理不尽な公害被害のことなどに思いをはせたことが回想されます。
Posted by さとう ひろこ at 2017年08月11日 07:22
鳶が羽ばたきもしないで岬をくるりと滑空している。とても雄大で爽快な歌として頂きました。
Posted by 宇田川庄五 at 2017年08月13日 22:45
海かぜに乗りて飛びたる鳶が見ゆ羽ばたきもせず岬をめぐる

一読情景がくっきりとうかび一票を投じました。

海風にのり滑空しながら悠々と岬をめぐる鳶は、だれしもが

どこかでみたことがありこの一首は素直にイメージ出来る点が

良いと思う。

鳶のように滑空できればどんなに気持ちがいいだろうと見上げる

作者の姿もよく見える。あえて言うと四句の「はばたきもせず」が

滑空の姿をそのまま説明しただけなのが、物足りなく感じる方も

いるかもしれない。

Posted by 西五辻芳子 at 2017年08月16日 18:51
私は「羽ばたきもせず」というところにとても惹かれました。たしかに、西五辻さんの評のとおり、そのままの姿の説明かもしれませんが、空の高さや広い感じがして良いと思いました。
鳶の羽を開いて滑空している姿、鳶にとっては当たり前のことなのに、見ているこちらはうらやましい。
まして空から岬めぐりなんて、いいなぁと思いました。
Posted by 蒼あざみ at 2017年08月19日 01:00
コメントありがとうございました。
西五辻さんのご指摘のように、4句目の「羽ばたきもせず」は上の句を繰り返しているだけではないかと悩んだところでした。
「あっ、風に乗って飛んでいる」という気づきから始まり、その後結構長い間じっと見ていたのですが、見ている間ずっと1度も羽を動かさずに飛んでいる姿に驚き、「羽ばたきもせず」をはずせない気がしました。
鳶の悠然と飛んでいる様子を感じ取っていただけたら嬉しいです。
Posted by 加藤隆枝 at 2017年09月02日 22:41
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