2017年08月28日

第32回短歌人ネット歌会作者名発表

第32回短歌人ネット歌会の作者名を発表します。

本日から9月3日(日)いっぱいまで、
各作品の作者名がオープンになった上でのコメントを受け付けます。
読みがうまくできなかった作品などに関しまして、
作者の方との質疑応答などにお役立て戴ければと存じます。いうなれば感想戦です。

特にまだコメントのない方は、是非一言述べて下さればと存じます。
ご自分の作品にでも他の方の作品にでも構いません。
詠草の有無は関係ありませんし、もちろんここからのご登場も大歓迎です。

皆さまの積極的なご発言で、歌会終了まで会を盛り上げて戴ければと存じます。
何卒よろしくお願い申し上げます。

【詠草(題詠「海」)】 ※カッコ内はルビとなります。 

1.遊覧船ミシガンの引くひとはけが近江のうみのひかりを乱す / 葉山健介

2.君はいましあはせですか銀梅花さく国の夏、海は青かりし / かわすみさとる

3.夏の海に我はヨットか青嵐 帆にいっぱいの君の意思受け / 間 ルリ

4.海鳴りのどどんどどんと響く浜妻と回顧の石狩河口 / 渋谷和夫

5.鎌を研ぐ鉄気の海の広がりにあす刈る草のふとも匂ひぬ / たかだ牛道

6.読んでやる本富みたれば眼前にみせてやりたき海に立つ波 / 鑓水青子

7.からからと波のひくたび石が鳴る 元海水浴場の元砂浜に / 蒼あざみ

8.もし生まれ変われるのなら海底の貝ではなくて貝殻になりたい / 桑原憂太郎

9.五能線の海の落暉を見つめゐし君を思へり 健やかなりき / 鎌田章子

10. 炎天は暗い 海江田医院へと薬もらいによろよろとゆく / 生沼義朗

11. 夫と子が海へ旅立ち我が友は猫と一緒に朝寝を決意す / 橋道子

12. 宗谷より立つ海鳥に国境はなし羽ばたいてゆけ思いのままに / 馬淵のり子

13. 海にまで続いてゆくのか長岡の花火のポスター駅に貼られて / 竹田正史

14. 友達は海で死んだという人の洋燈のように遠い青春 / 亀尾美香

15. 灯台は白くまぶしや空のあお海の青にも染まず突っ立ちて / 宇田川庄五

16. 一生は海へとつづく帰り道係留船の帆は眩しくて / 高良俊礼

17. ミッドウェー海戦の日の日没や靴、螺子、食器、波にのまれて / 藤原龍一郎

18. 老人と海にはるけき一発の銃声波の音を鎮めよ / 安野文麿

19. 流るるは うみは広いな大きいな 海なき県の午後5時の空 / 高橋有希子

20. 絵を描きて物語する児がゐたり果てなき海にこぎだす小舟 / さとうひろこ

21. 海かぜに乗りて飛びたる鳶が見ゆ羽ばたきもせず岬をめぐる / 加藤隆枝

22. 目をとぢたらつちふまずの底の砂がくずれてたちまち海びたし / 国東杏蜜

23. 海ほたる東京湾にぬっと出でて車の列を続々呑めり / 太田青磁

24. 海坊主のような雲わく八月のビーチの砂に埋められていた / 吉岡生夫

25. 隧道をぬけるとちさき浦があり海猫の声とほくきこえる / 弘井文子

26.こぼこぼとさかなでありし日のごとく真夜の海原およぐのはたれ / 西五辻芳子

27.「先生、琵琶湖は海に入るんですか?」などと尋ねし者のその後を知らず / 津和歌子

28.海側の席から海も見ぬうちに新幹線は三島を過ぎる / 村田 馨

29. 見せばなや一度海をと思いおりし犬は日々衰えてゆく / 青柳 泉

なおこの記事にコメントはつけられません。
以前のコメント同様、それぞれの作品に関するスレッド直接お願い申し上げます。
9月4日以降は、コメントは一切つけられなくなりますので、
書き込みはお早めにされますことをおすすめします。

次回第33回歌会は11月開催予定です。10月下旬より詠草募集を開始します。
歌会に対する改善案などありましたら、積極的にお寄せ下さい。できる限り運営に反映させて参ります。

次回もたくさんの方々のご参加をお待ち申し上げております。
ではもうしばらくの間、よろしくお願い申し上げます。
posted by 短歌人会 at 12:00| Comment(0) | 第32回歌会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。