この記事へのコメント
コンビニの明かりは消えることがない。主体との心の距離がみえます。明るさを前にぼやっとした寂しさを感じました。
Posted by 宗岡哲也 at 2017年11月09日 11:28
「わたしと無関係に」と敢えて言うことで、コンビニとわたしの無関係な関係性がかたち作られます。
まよなかのわたしはコンビニエンスストアーと無関係にくらいのかも。そんなことが隠れている面白い一首と思いました。
Posted by 鶴羽一仁 at 2017年11月11日 20:40
私も鶴羽さんに同感で、「わたしと無関係に」がコンビニの明るさを際立たせていると思いました。
Posted by 加藤隆枝 at 2017年11月11日 22:29
一首、格別なにという特別のことを詠んでいる訳ではないのですが、読者にその背後にある様々の事情を推量させる面白さがあります。真夜中に街を歩いていること自体、何か事情がありそうです。離別してきた寂しさ、話し合いが決裂した帰りのほとぼりの冷めやらぬ憤り、自棄酒に酔って帰るむなしさなど鬱憤をかかえているのでしょう。そんな作中主体にとってコンビニの明るさはあまりにも異質で無関係に感じることでしょう。十七音のなかに内在するドラマが読み取れて、その単純な詠みゆえに面白いと思いました。
Posted by 高井忠明 at 2017年11月12日 11:27
こうした発想の作品は多々類想がありそうな気もしますが、「コンビニ」という馴染みの略語を使わず「コンビニエンスストア―」と言ったことによってその店の存在感が感じられることと、「無関係」だけを漢字にしてこの語を目立たせているところに作者の技があると思いました。ほんとうに全く何の関係もなければ「わたしと無関係に」などとあえて言わないはずで、「無関係に」は“そうは言っても関係はあるんだよ”というのを見せ消ちにしているフレーズで、そのあたりから醸し出されるペーソスがいいと思います。
Posted by 斎藤 寛 at 2017年11月14日 19:47
 
作者の鑓水青子です。

>宗岡哲也さん、
心の距離をとらえてくださって、ありがとうございます。ぼやっとした寂しさを表現したいと思いながら作ったので、うれしいです。

>鶴羽一仁さん、
コンビニエンスストアーのあかるさと対比して、自分の暗さを出したかったので、その関係性を読んでくださってうれしいです。ありがとうございます。

>加藤隆枝さん、
ありがとうございます。「わたしと無関係に」の部分、とても試行錯誤しながら作ったので、そこにコンビニの明るさの際立ちを感じていただき安心しました。

>高井忠明さん、
背後にある事情を推し量ってくださり、ありがとうございます。内在するドラマを読み取っていただけたなんて、うれしい限りです。

>斎藤寛さん、
技だなんて、そんな……でも斎藤さんにそう評価していただけると本当にうれしいです。「コンビニエンスストア―」の語も、「無関係」だけを漢字にしたのも意図的に試みたことでしたので。ありがとうございます。
Posted by 鑓水青子 at 2017年11月29日 05:44
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