この記事へのコメント
この歌を読んで浮かぶ情景が好きです。無軌道な若者がバイクに乗って暴走している光景は最近めっきり少なくなりました。故に作者は過去の一部分を切り取って、または回想で浮かんできた物語を歌にしているのかなと、心の中にふわぁんと浮かぶ、甘いカストロオイルの香りと共に堪能しました。

結句の「事情など言はぬ」に物語が込められてますね。ただ、冒頭は「速度」としても良かったのではないかなと、少し引っ掛かりました。
Posted by 高良後礼 at 2017年11月12日 23:06
バイクですね。青春期の屈折したこころを振り切るようなスピード感に惹かれます。この歌の雰囲気は、海岸沿いを走るさわやかな風ではなく、くすぶった都会の夜を走る、どことなく孤独な感じ。ふたりで乗っているけれども、それぞれのこころはひとつずつ、個々の魂を感じます(体の密着度と反比例して。仲は良いのだろうけれど、こころの向く先はそれぞれ、という感じ)。とにかく、がむしゃらなスピード感にあふれていてすきな歌です。
Posted by 鑓水青子 at 2017年11月14日 15:24
例えがずれていたら恐縮ですが、映画版「ホットロード」のワンシーンを、この歌を拝読して思い出しました。真っ直ぐにバイクをとばす男性の心の声を聞くかのようにつかまって後ろに乗る女の子。若さゆえの不器用さも伝わってくるなあと思いました。
Posted by 笹渕静香 at 2017年11月14日 20:01
結句「若きたましひ」が言わずもがなですね。
いつだって若いってだけで事情などいらぬ行動をとるものです
Posted by 庭野摩里 at 2017年11月17日 21:23
作者の かわすみさとるです。庭野さんには 正鵠を射たご批評をいただいて、ありがとうございました。ほんとうに歌は現象学的な叙述≠フ範囲で内心は叙述に語らせ′セわずもがなの内心・感情・事実の無用な羅列はしたくないものです。今後はそう考えて努力して参りたいと存じます。また 高良さん、鑓水さん、笹渕さん、あたたかいコメントをいただいて 本当にありがとうございました。お礼 もうし上げます。
Posted by かわすみさとる at 2017年11月27日 04:50
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