この記事へのコメント
この初場所に大鵬の孫と朝青竜の甥が新弟子としてデビューして話題になっていました。それを「両國に春の若芽ら伸び来たり」と詠んでいて、この比喩、なかなか巧いと思います。
一読、爽快さを感じる歌で良いと思いました。
Posted by 永井秀幸 at 2018年02月07日 16:33
 初句からの運びはいいと思います。初句で両國ときていますから、「大鵬」の具体はあえていらないかと。「名横綱の孫」くらいがいいかと(字余りなので、構成から直さなくちゃいけなくなりますが)。
そんなこと思いましたが、ここは、意見が分かれるところかなと思います。
Posted by 桑原憂太朗 at 2018年02月10日 11:28
両國に春の若芽ら伸び来たり新弟子となる大鵬の孫も

若い新弟子たちを春の若芽にたとえ両國が春めいている。
しかもその新弟子のなかに大鵬のお孫さんもいるというお歌。
良く詠めていて今年は相撲から目が離せないと思いました。
上の句の「若芽ら」は少し英語的な表現で複数形になっているのが
気になります。「若芽が」「若芽は」としても充分伝わりひびきも
良くなると思います。
「伸び来たり」もどんどん伸びてほしいという意味では現在形か
複合動詞ならば伸びしろをいれるとよりよくなると思います。
 確かに固有名詞が一首に二つはいるのは、桑原さんの前評のとおり
ですが、「大鵬の孫も」と結句にきて永井さんの評を読み知りましたが、
青青竜の甥御さんも浮かぶので平成三十年のお歌として記念になると思います。
Posted by 西五辻芳子 at 2018年02月19日 12:27
背景を知っているとぐっとくるところがある歌なのですね。若芽ら、孫も、と言うところで大鵬の孫をはじめとした新しい力士の活躍に期待している感じが伝わってきました。単数で引きしめた方がよいと言う意見も頷けます。
Posted by 太田青磁 at 2018年02月20日 10:44
 作者の肥塚しゅうです。
 コメントをいただいた皆様、有難うございました。
 何かと暗い話題が続いた大相撲ですが、初場所は幾人ものフレッシュな若手力士の頑張りが見られ、近い将来の世代交代を期待させる感がありました。 今回合格した新弟子も加えて早く角界に春が訪れることを祈りたいと思います。
 当初、「伸びゆかむ」などの表現も考えましたが、「ようやくここまで伸びて来たなぁ」という気持ちが強く 作品のような完了・持続の表現(「伸び来たり」)で提出させていただきました。 貴重なご意見、今後の参考にさせていただきたいと思います。
Posted by 肥塚しゅう at 2018年02月27日 20:53
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