この記事へのコメント
鮭一本丸ごと買って塩焼き以外のレシピを知らないわけではないけれどおそらく塩焼きが一番旨かったということでしょう。
この歌から冬の風物詩村上の塩引き鮭を想像しましたが、新巻鮭は北海道でしょうか。
どちらにしてもあの吊るされた鮭の顔まで見えてきました。
Posted by 馬淵のり子 at 2018年02月09日 21:08
塩焼き以外にも、いろんな食べ方があるわけですが、われは、塩焼きだけを食い続けたと。
たいした内容でもない事柄(失礼!でも、これ、私なりの尊敬の表現です)をきちんと一首に成立させるために、わざわざ句またがりにしているところに、さりげない技巧が感じられていいと思いました。
Posted by 桑原憂太郎 at 2018年02月10日 11:21
馬淵さん、桑原さんがすでにおっしゃっていますが、とても単純な内容で一首を成立させているところがまず面白いなと思いました。
鮭一本って結構量もあるけれど、それをたった一つの調理法で食べた。そのことに対して多少思うところはあるけれど(「なさず」と止めていることがその表明なのかと思います)、だからと言ってそれに不満もないしおいしかった。
そういうお歌なのかなと想像しながら読ませていただきました。
Posted by 桃生苑子 at 2018年02月13日 10:42
美味しい塩鮭を食べたくて切り身を買ってきても、ちょうどよい塩加減の切身にはなかなか出会えません。新巻鮭を1本買って塩焼きにしたら実に美味しかったので「これこれこの味」とこころゆくまで堪能した主人公の姿が見えるようです。一番共感した歌でした。
Posted by さとう ひろこ at 2018年02月14日 15:17
コメントを読むだけでも、人気のある歌ということがわかります。私もこの歌は好きで、前評者の方々と同じようなところに惹かれます。新巻鮭を「一本」と表現したところもよいと思います。新巻鮭一本で、何食分あるでしょうか。それを毎回、塩焼きでいただく。料理する(捌く)だけでもけっこうな手間ですから、技術的に塩焼きしか作れないということはないでしょう。「塩焼き以外をなさず」と自嘲めいて詠っているようにも感じるけれど、けっこうな腕だと思います。きっと、塩焼きでいただくのがいちばん美味しいのでしょう。シンプルで、よいと思います(調理法も、歌も)。
Posted by 鑓水青子 at 2018年02月18日 09:02
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