この記事へのコメント
スカーチョの語感が楽しい歌。
何か、とぼけた感じで、いいですね。

歌としては、上句で出来上がった感じもしなくはないので、句切れなしの歌に直されるといいかと思いました。
私なら、あまり考えずに、面白い語感のスカーチョから初句で詠んじゃって、だいたい品の無い歌になってしまうのですが、いろいろ語の構成を考えてみるといいかなと思いました。
Posted by 桑原憂太郎 at 2018年08月28日 20:18
お裁縫を得意とする女性が、色無地をほどきスカーチョに仕立てる。上質な絹、どこにも売っていない色あい、それは挿絵などで見る天女の下半身の着衣を思わせる美しい仕上がりになったのでしょう。リフォームは、それがうまくいって褒められたりするととてもうれしいもの、その喜びが伝わってくる作品です。ただ、下の句に引っかかってしまいました。色無地をほどく、羽衣をまとう、とふたつの行為が詠われているため、上の句の新鮮さが半減してしまうように感じました。桑原さんの言われるように、句切れなしにされて、色無地でスカーチョを作ったら風がほめるようにそれを撫でてゆきました、とさらりと詠われてもいいのではと思います。
Posted by 柊慧 at 2018年08月29日 02:28
二つの動詞「ほどく」も「まとふ」も作者の動作でしょうから、上の句は、色無地の生地を巻いて置いたものを「ほどき」、スカーチョに仕立てようと思い立って、下の句で、そのスカーチョを風になびかせ羽衣を「まとふ」自分の姿なりをきっと連想しているのでしょう。一つの提案ですが、四句五句を「風に吹かれん」「羽衣まとひ」あるいは「羽衣まとひ」「風に吹かれん」として、主体の意思をやや明確にしたらどうでしょうか。また上の句が多くスペースをとっているので、「ほどきをり」を漢字にしたらいかがでしょうか。この歌材の選択に好感をもちました。
Posted by かわすみさとる at 2018年08月29日 09:52
桑原さん、柊さん、かわすみさん、コメントをありがとうございました。
3年ほど前、私に着物をくれた歌友が交通事故で急逝しました。彼女がくれた着物は若干裄丈が短く、一度だけ彼女に着て見せただけでずっとタンスの中に眠ったままでした。
彼女を偲べるよう日常的に着られるものにと思い立ち、スカーチョにすることにしました。(作歌の時点では解いたところ)
正絹のスカーチョは涼しいです。この夏、ずいぶんお世話になりました。
下の句、霊になってしまった歌友を表現したいと思いながらうまくいきませんでした。かわすみさんのおっしゃるように自分に引きつけて歌えばよかったなと反省しております。もっとよく考えなくてはダメですね。
ありがとうございました。
Posted by 鎌田章子 at 2018年09月12日 07:51
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