この記事へのコメント
シュールな感じの歌。
「店主が昇天」がほぼ回文に近く印象に残ります。
また普通「昇天」とは書かないだろうと思うと、不思議な世界のようです。
Posted by 海野  雪 at 2018年08月19日 05:29
「店主が死去しましたので閉店します」と書いてあったら、気の毒だなと思うけれど、印象には残らないでしょう。
海野さんのおっしゃるように不思議な世界です。

「店主が昇天」にはジメジメした嘆き節は感じられず、サバサバした感覚さえ覚えます。
ただ、貼り紙が風を騒がせているのです。風が貼り紙を揺らしてバタバタ騒がせるのではなく、貼り紙があることで風が騒ぐのです。
「貼り紙」「風たち騒ぐ」の間に助詞があったらまた違った読みになったかもしれません。
Posted by 鎌田章子 at 2018年08月24日 09:00
この短歌の主役は貼り紙と読みました。
不可思議商店街では店主が亡くなると、貼り紙が現れてその旨を周知させ、しかも風を呼ぶ、こんな世界です。
商店街に吹く風は貼り紙の手下です。
あんまり手前勝手な想像を広げすぎて3首に選び損ねました。
Posted by 山中 もとひ at 2018年08月24日 09:38
初読、結句が余計だろうと思いましたが、鎌田さんのコメントを読んで、「昇天」と「風」は大いに関係していると分かりました。
面白い歌ですね。
ただ、難をいうと初句二句の調べの悪さを何とかしたいなあ、と思いました。
Posted by 桑原憂太郎 at 2018年08月24日 21:53
死去を「昇天(召天)」とするのはキリスト教だと思うのですが、実際に貼り紙にそう書いてあったのか、作為でそうしたのかは読む側に量りかねます。湿っぽい仏教的(日本的)な死と対比して、キリスト教的(西欧的)な死を表現するのに、風は効果的と思いますが、実感が伴わず選べませんでした。
ただ、多くのご指摘があるように不思議な世界を詠んだものとしては面白いと思います。
Posted by 亀尾美香 at 2018年08月25日 18:55
選歌くださった方々、批評くださった方々ありがとうございます。
「店主が昇天しました」は実際に貼られていたものです。こんな閉店のお知らせもあるのかと記憶に残っていました。
ご指摘いただいた箇所を参考に推敲してみます。
ありがとうございました。
Posted by 馬淵のり子 at 2018年09月13日 16:23
「店主が昇天しました」閉店を告げる貼り紙風たちさわぐ

私も作者の馬渕さまと同じように、こんな貼り紙もあるのかと思いました(仕事上、色々な貼紙を見ていますが・・・)。悲しい一文のはずが、そう思わせない不思議な感覚にとらわれました。貼り紙に足をとめるであろう人間よりも、紙に触れている風たちが「さわぐ」というのはもっともだなと思いました(ちょっと井戸端会議的な)。
Posted by 笹渕静香 at 2018年09月14日 19:34
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