この記事へのコメント
3首選に入れようかと思ったのですが、入らなかった歌でした。
「風の噂」というのはよく言うフレーズですが、「五島のまち」という固有名詞を出されたのがいいと思いました。「五島」ですから、あるいは「かの人」は隠れキリシタンの末裔でしょうか。…というようなことを思わせますが、(この歌に限らず、「かの…」とかいう歌についてよく思うことですけれど)「かの人」というのは作者だけがわかっている「かの人」で、読者としてはそれに何処まで付き合えるのか…? という問題があるように思います。「かの人」が軽ければいいのですが、この歌の場合はそれほど軽くはないように思えて、それなら「かの人」ではなく別の伝え方があったのではないか? という気がします。
それと、3句の後の一字アケはなくてもよかったのでは? と思いました。
Posted by 斎藤 寛 at 2018年08月23日 19:05
しみじみとした想いのこもるお歌です。
前評者のおっしゃるように、「風のうわさ」の常套句は単独ではよいと思うのですが、初句2句の「かの人は浜の近く」と呼応してやや平坦な感じを出してしまうかもしれないです。
しかし、この淡さが作者の在り様を示唆しているようでもありますし、「五島」の地名が際立つようにも見えます。
一字空けは不用だと思います。
Posted by 山中 もとひ at 2018年08月24日 09:30
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