この記事へのコメント
ギリシャ神話の巨大な怪物、ティフォエウス。お恥ずかしながら、このお歌で初めて知りました。
上の句の〈嗤い〉という言葉が、なんとも言えぬ不気味な憎らしさを表していると思いました。だから下の句はもっとド派手なシチュエーションが似合うのでは、とも思いました(物干し竿を三たび落とすのは、人間の側からしたら迷惑ですが、怪物の仕業にしてはかわいい方だと思ったんです)。
Posted by 笹渕静香 at 2018年08月21日 19:30
台風の風は東から吹く風が強烈だそうですね。
天気予報士が言っているのを聞きながら「東風」を「こち」と読むのか「ひがしかぜ」と読むのか、音数でいけば「ひがしかぜ」かなあ、と。

昨今の報道からすると台風の東風の被害としては物干し竿を三度落としたくらい、なんてことないさ、と思います。

で、歌ですが、Typhonと台風、東風の取り合わせが面白いと思いました。軽い被害を持ってきたことで笑い話かとも。
甚大な被害を被られた地域の方には本当に申し訳なく思いますが、笑い飛ばして元気を出していただきたいと願っています。
Posted by 鎌田章子 at 2018年08月24日 08:48
一読、とてもおもしろく感心しました。
刻々とすごさをましていく強風を「やまぬ嗤ひの東風」、慌てて庭やベランダのものを片づけている大変だけどどこか滑稽なさまを「物干し竿を三たび落としぬ」で、どこのにも緩みがありません。
が、初句の「Typhon」で躓いてしまって、笹渕さんの仰るように不釣り合いのようにも思え、鎌田さんのご意見どおりかえってその取り合わせが効果をだしているようにも思えて、3首にとれませんでした。
今考えると、「颱風」「台風」「タイフーン」「ティフォン(カナ書き)」と並べてみても、このままがベストかも、違うかな、まだわかりません。
しかし、忘れられない調べのよさで、台風のたびに庭先で口ずさみそうです。
Posted by 山中 もとひ at 2018年08月24日 09:15
たくさんの評をいただき、とてもありがたく拝見しました。

台風の被害について、物干し竿が三度おちるくらいは大したことではなく、それにたいして初句が不釣り合いというご指摘について。

じつは台風が近づく様子ではなく、「やまぬ嗤ひ」で去って行った後の吹き返しの風を表現したかったのですが、言葉の選び方が適切でなく、うまく伝わらなかったようです。

東風は事実東風だったのですが、別の言葉を選ぶべきでした。

考えなおし推敲します。
ありがとうございました。
Posted by 岡本はな at 2018年09月09日 19:47
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