この記事へのコメント
 私には味わい深く思われた一首です。初句「鈴ゆれて」から五句「かんなぎの舞」まで、清澄で音しづかな世界に触れる思いがしました。かんなぎの振る鈴の音、祝詞でしょうか神への言葉に合わせ舞うすがた、舞台はきっと杉木立にかこまれ、秋空は瑠璃いろにひろがっている、そのようなプリミティブな風景を思い浮かべました。

 ただ神よぶ花すなわち巫女の舞という発想は、作者は女性をイメージしているのでしょうが、私には中性的な世界こそ相応しいと考えられます。ので、巫女という漢字を使用せず作者もルビをふられているように、ひらがなのまま通した方が良かったのではないかと思いました。
Posted by かわすみ さとる at 2018年11月10日 04:45
この「広がりぬ」が良かったかどうか。この位置にあると、鈴の音の省略がされている、ととれてしまう(鈴の音が広がった、ということですね)。
しかし、歌の構成としては、巫女の舞いが広がった、という構成になっているとも読める。で、そう読むとすると、舞いが広がるという表現が正しいかどうかということになる。よくわからない。
いずれにせよ、三句目は推敲の余地がある歌と私は読みました。
Posted by 桑原憂太郎 at 2018年11月13日 20:20
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