この記事へのコメント
転勤のある勤めの方で「はるけく憶う」とあるから、もう定年近いぐらいの年齢かあるいはもう定年後くらいの方だろうか。白鳥の飛来地に近かった初任地を冬の朝、なつかしく思い出しているという。過不足なく的確に言葉が使われていて思いが伝わるよい歌と思いました。
Posted by 永井秀幸 at 2019年02月22日 16:32
 「初任地」と言う言葉が、とてもよい効果を出していると思いました。
 そのような仕事の体験のある人には特に、無い人にもよくわかるよさがあります。
Posted by 山中 もとひ at 2019年02月26日 11:39
慣れない初任地の冬、白鳥を眺めて気分転換をされたのでしょうか。当時の様子も、若かりし頃を思い出している今も目に浮かぶようで、いい歌だと思いました。
Posted by 五十嵐真希 at 2019年03月01日 22:25
 わたしも「初任地」という言葉に惹かれました。転勤のある職に就かれた方には、初任地は思い入れがありますねぇ。
Posted by 弘井文子 at 2019年03月03日 09:46
前評にあるとおり、「初任地」という単語がすべてを述べている佳作と思います。白鳥という道具立てもいいし、冬の朝にという結句も全体をうまくまとめ上げていると思います。作者のしみじみとした感傷が描かれています。
Posted by 村田馨 at 2019年03月03日 23:52
白鳥の飛来地ちかき初任地をはるけく憶う冬の朝(あした)に

「初任地」が重要な役割を担っていて、かつ全体的にうまくまとまっている一首だと思います。白鳥の飛来地近くの初任地のことを感傷的にならず懐かしんでいるところにも好感が持てます。
Posted by 笹渕静香 at 2019年03月10日 19:33
初任の頃から随分と経ち、距離的にも時間的にも遠くなってしまった感じを出したかったので、4句目をいろいろ悩み、「はるけく憶う」にしてみました。
作者の意を酌んでくださるコメントをありがとうございました。
Posted by 加藤隆枝 at 2019年03月11日 11:30