この記事へのコメント
まさにAI と人間との共生の時代の歌ですね。
利害関係のないAI は、優しく包み込んだり、慰めたりはしてくれず「ただわかりません」と告げる。結句の軽やかに告ぐで作者は何かを期待していたわけではないのだろうと感じました。
Posted by 馬淵のり子 at 2019年11月19日 10:27
ただ愚痴を聞いてくれたらそれでいいのに「分かりません」と言われてしまう。作者の想定よりAIが賢すぎるために起きたズレが上手く掬い取られていると思います。
Posted by 津和 歌子 at 2019年11月23日 22:07
面白い題材の歌と思いました。遠からずAIが戦場の兵器をコントロールする、そのAIを人間はコントロールできるか、というような「AIと倫理」問題が大問題となるのでしょう。AIが短歌を詠むとか言って面白がっていた頃はまだまだ牧歌的だったよね、というようなことになるのだろうと思います。この歌のAIはすでに日常的に使われているもので、家庭用かあるいは商店や病院の受付などに置かれているものでしょうか。僕はこうした体験がないのですが、AIには想定される相手の問いかけに応答できるように、ディープラーニングとかいう手法で膨大な予備情報が仕込まれていて、相手の発語を読み取って的確な応答をするようにプログラムされているのでしょう。お店番AIだとすれば「今日のお買い得は何ですか?」とか聞けば的確に答えてくれるであろうところ、愚痴を聞かされるなどという場面は想定していないので、そういう時は「わかりません」と答える、というようにプログラムされているのでしょう。お買い得品を言うのと同じトーンで「わかりません」と告げる機械。それを「軽やかに」と言ったところに批評が籠もっていると思います。
Posted by 斎藤 寛 at 2019年11月24日 07:34
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