この記事へのコメント
「樅」と限定し、その「光」の「朱」と言われていますので、病院のラウンジのような所に置かれた樅のクリスマス・ツリー、そこに飾られたランプの発光する朱なのだろうと読みました。あるいはキリスト教系の病院なのでしょうか。ふりかえる人も少ないその朱がわれにとってはあたたかい、と詠まれていて、そのあたたかさはそこにツリーを置いてくれた側のあたたかさなのだろう、とも感じられます。ただしこの一首のテキストからは、これはクリスマス・ツリーであると確定することはできないように思います。そこはもう少し親切に言われてもよかったのではないでしょうか。
Posted by 斎藤 寛 at 2019年11月17日 06:55
私も、病院のロビーのようなところにあるモミの木のイルミネーションが赤く灯されて、作者があたたかさを感じている情景を思い浮かべました。
「ふりかえる人も少ない」とあるので、他の人には関心をもたれていないが、作者にはこの光があたたかく感じる何かの事情があったのでしょう。
作者自身が患者なのか家族や知人をお見舞いにきたのか不明ですが、病院での用事を終えてほっと安堵する心の余裕がうまれたときに、ふとモミの木の光のあたたかさに気がついたというシチュエーションかと思います。
共感できるよい歌だと思います。
Posted by 肥塚しゅう at 2019年11月17日 10:40
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]