この記事へのコメント
まるで。御列の儀の日を描いたようなお歌だと感じました。永遠に平穏な世の続く秋晴れを感じました。
Posted by 瑞坂菜 at 2019年11月17日 09:33
前評の瑞坂菜さんは御列の儀の日を思われたようですが、僕は特にそうしたことには結び付けず、この一首に湛えられている感慨をテキスト通りに読めばよいのだろう、と思いました。「百年の秋」というのが魅力的な語で、「百年の眠り」(というのは鶴田伊津さんの第1歌集のタイトルですが)などと同様、ほとんど永遠を感じさせる秋の日、そのひと日としての今日、ということだろうと読みました。この見事な日本晴れの今日の日に永遠がはらまれているという感慨でしょう。言ってみれば人生的な感慨で、ある程度の年齢になって初めて感じられるような境地なのではないかと思いました。
Posted by 斎藤 寛 at 2019年11月19日 18:55
作者の永井秀幸です。 瑞坂菜さん、 斎藤 寛さん、コメントどうもありがとうございました。斎藤さんの「ある程度の年齢になって初めて感じられるような境地なのではないかと思いました。」とのお言葉、小生ただいま八十歳でしっかり言い当てられて驚いています。
Posted by 永井秀幸 at 2019年12月06日 16:51
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