2019年11月02日

第40回ネット歌会詠草/16

捨て犬の救済うつたへ少女子(をとめご)の声嗄れるまでの夏は過ぎゆく
posted by 短歌人会 at 00:11| Comment(2) | 第40回歌会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
「捨て犬の救済」とは具体的にどんなことか考えていました。
最近、SNSで捨て犬や猫の里親を探す書き込みをよく見かけます。
保健所で殺処分を待つ犬の里親探しか、避妊手術か何かのための募金活動を少女が呼びかけている、と解釈しました。

炎天下の中で街頭に立ち、声をからして一生懸命に捨て犬への支援を呼びかけている少女を見つめる作中主体。通りすがりの人、でしょうか。
何度も何日も捨て犬のため呼びかける少女の姿を目にするうち、心の中で応援するようになったのでは、と感じました。
Posted by 庭鳥 at 2019年11月20日 11:50
庭鳥さん、コメント有難うございました。
郊外の私鉄駅前で結構人通りが多い場所での情景です。
二十歳前後の女性が夏帽子をかぶり、「飼われることが幸せなんです!」と犬の写真を掲げて殆ど毎日声をあげていました。
署名活動だったと思いますが、夏休み期間が終わると姿が見えなくなりました。
高齢者がペットを手放さざるを得ない事例も増えている一方、ペットはお年寄りを癒すことができるとも言われています。
いずれにしても野生に戻すことができない以上、ペットは人間が責任を持つしかないと思います。
Posted by 肥塚しゅう at 2019年12月09日 09:56
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