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第40回ネット歌会詠草/6
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第40回ネット歌会詠草/4
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2019年11月02日
第40回ネット歌会詠草/5
捨ててやる!仕事、親、友、金全て そして一匹のサルが残る
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posted by 短歌人会 at 00:22|
Comment(4)
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この記事へのコメント
作者は仕事、親、友、金全て と自分にかかわるすべてを捨ててしまいました。
それで残る一匹のサルとは作者自身の自虐的な比喩でしょうか?
サルという言葉に「去る」が掛けてあるような気がしてきました。
Posted by 海野 雪 at 2019年11月15日 18:06
「捨ててやる!」と啖呵を切っているのですが、もちろん、そう言ってみましたということでしょう。もしほんとうに捨てたなら、という想像が下の句で、われはサルにならむというわけで、そうしたかたちで「人間とは…」という定義を述べた歌とも言えます。ただ、こう言われると、サルと人間は決定的に違うという近代の、あるいはキリスト教的な人間中心主義がなおベースにあるのではないか、という気もしますが、一首に対してそこまで言うのは言いすぎかも知れません。「金全」の漢字の重ねがちょっと気になりました。「すべて」とかながきにしてはどうでしょうか。
Posted by 斎藤 寛 at 2019年11月17日 06:59
「全て」を「すべて」とかながきにするとの上記の斎藤さんの意見に賛同します。
Posted by 永井秀幸 at 2019年11月21日 16:23
インパクトのある1首でした。「捨ててやる!」と言っているのであって、まだ実際には捨ててないと思いますが、捨ててしまいたい気分、投げやりな気分に支配されているのが十分伝わってきました。
ドキリとした下の句でした。なんでサルが出てくるのだろうと思いましたが、猿ではなくサルである点から、単に生き物として、動物としてのサルを意味していると思いました。人間に近いとされる猿ではなく、ものを考えたり感情をもったりする人間らしいところを全て取り除いたただの動物的な生き物としてのサルのようなワレになる、ということを言っているような気がしました。
「全て」の表記については、前評者の方々と同感です。
Posted by 加藤隆枝 at 2019年11月30日 11:56
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