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第41回ネット歌会詠草/10
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2020年02月13日
第41回ネット歌会詠草/11
春の風過去より吹いて前髪に迷い込んできたさくら花びら
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posted by 短歌人会 at 00:11|
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この記事へのコメント
とても響きの良い歌だと思いました。
「春の風」は春のうちでもどの時期に吹く風か。さくら花びら、とありましたから桜を散らす花の風でしょう。
前髪に迷い込んだ花びらからは、過ぎ去る春を惜しむ気持ちになります。
Posted by 庭鳥 at 2020年02月21日 07:41
背後からそっと吹いてくる風を「過去より吹いて」と表現されていると思いました。過去だから後ろと単純に解釈しましたが、やんわりと包みこむような感じが、とてもステキな1首だと思います。
Posted by 加藤隆枝 at 2020年02月22日 13:20
「春の風過去より吹いて」は春の風によって、過去の思い出がよみがえった、と読みました。
素敵な歌だと思いました。
Posted by 木嶋章夫 at 2020年02月22日 14:29
春の風は過去から吹いてくるのか、それとも未来から吹いてくるのか、なんてちょっと考えてしまいました。「前髪」が出てきたところがユニークで、面白い雰囲気が出ていると思います。
しいて言えば、四句の「迷い込んできた」の8音がややうるさい気がします。
加藤隆枝さんの
>背後からそっと吹いてくる風を「過去より吹いて」と表現されている
木島章夫さんの
>春の風によって、過去の思い出がよみがえった
どちらも素敵な鑑賞です。ありがとう。
Posted by 弘井文子 at 2020年02月25日 23:07
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前髪に迷い込んだ花びらからは、過ぎ去る春を惜しむ気持ちになります。
素敵な歌だと思いました。
しいて言えば、四句の「迷い込んできた」の8音がややうるさい気がします。
加藤隆枝さんの
>背後からそっと吹いてくる風を「過去より吹いて」と表現されている
木島章夫さんの
>春の風によって、過去の思い出がよみがえった
どちらも素敵な鑑賞です。ありがとう。