2020年02月13日

第41回ネット歌会詠草/2

一列にタオル干されし寒凪ぎの理髪店には老夫婦をり
posted by 短歌人会 at 00:20| Comment(4) | 第41回歌会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ご夫婦で長く営んでいらっしゃるお店の様子かなと感じました。四季を問わずたくさん使われるタオルが、洗われ干される様子。穏やかで堅実な佇まいを感じました。
Posted by 瑞坂菜 at 2020年02月21日 05:06
一列に干されたタオル、その情景から地域の人々から親しまれているお店や、店主夫婦の人柄が伝わってきます。
子どもの頃に通った故郷の理髪店を思い出しました。
Posted by 木村昌資 at 2020年02月21日 14:48
風がなく晴れていて、風がないからタオルは揺れずに止まっています。寒いのでガラスは閉まっていて、もしかするとちょっと色がついているかも。その中で老夫婦もしずかに止まっているかもしれません。絵のような一首。
タオル、理髪店、老夫婦と意識は中に進んでいくのに、情景は広がっていく(カメラが後ずさりで外に出て行く)ように感じます。
Posted by 国東杏蜜 at 2020年02月21日 16:36
 1に続き、こちらも理髪店を詠んだ一首。1は店主と客の様子が浮かびましたが、こちらは古くからある理髪店のたたずまいが見えてきます。
 国東杏蜜さんのカメラが引くという見方、素敵だ。
Posted by 弘井文子 at 2020年02月23日 11:00
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