2020年02月13日

第41回ネット歌会詠草/1

ウィルスに始まりオリンピックへと話が変わり理髪は続く
posted by 短歌人会 at 00:21| Comment(5) | 第41回歌会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ウィルスに始まりオリンピックへと話が変わり理髪は続く


理髪中に理髪師さんが会話しながら理髪してくれている場面ですね。いまもっとも世の中を騒がせているコロナウイルス、次にオリンピックの話題となっていく、今の世相を詠みこんでいて巧く成功している歌と思いました。
二句から三句への句またがりも不自然で無くいいと感じました。
Posted by 永井秀幸 at 2020年02月17日 16:43
細かい話ですが、「ウィルス」ではなく「ウイルス」とィを大きくすれば、ちゃんと定型になって良いのではないでしょうか。
今しか歌えない、いい歌だと思いました。
Posted by 木嶋章夫 at 2020年02月18日 20:42
男性の理容は思いの外時間がかかるものだなぁと、家族を見ていて感じております。その時間を店員さんと話して過ごすのですね。日頃無口な方も、この時は時事放談よろしく世間の話題を語るのでしょうか。
店員さんのお人柄や、作者氏の受け答え、その空間の様子も伝わるお歌かと感じました。
Posted by 瑞坂菜 at 2020年02月21日 04:51
永井さんのコメントを読んで、全く同感です。付け足すとしたら、話題は変わっていくのに理髪は続いていくという、下の句の対比もおもしろいと思いました。
Posted by 加藤隆枝 at 2020年02月22日 12:16
「髪」という題で、理髪店の歌が多かったのですが、前評の皆さんに同じく、ひょうひょうとして、一番好きな一首です。
Posted by 弘井文子 at 2020年02月23日 10:53
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