この春に別れるつもりが、それどころじゃないって叔父さんと叔母さん
【選歌集計結果=6票】
【投票者=津和歌子/間ルリ/吉岡生夫/橋小径/木嶋章夫/木村昌資】
【投票者=津和歌子/間ルリ/吉岡生夫/橋小径/木嶋章夫/木村昌資】
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離婚するつもりが、コロナでそれどころじゃなくなっちゃった。
もしかしたらコロナ対策で協力し合って、仲良くなってしまい、元の鞘に戻っちゃうかも知れませんね。
「この春に」と決意を固めていたことができない人がたくさんいるのだろうなあと考えも広がります。
今の時期だから木嶋さんのように解釈することができるでしょうが、時間が経ってコロナのことが薄れてきたら面白いと読めるだろうかと考えました。
読点で区切られて三句以下につながるところはいいなと思いました。時間の流れが読めるように思いました。
何れにしても、仲直りされて良かったですね。
よりによってなぜこのタイミングで邪魔が入るのかという、大阪弁でいうところの「なんでやねん」というツッコミを思い浮かべました。
それどころじゃないという状況で、別れるのを延期するのか、それでも別れるのかははっきりせず、とりあえず先延ばしのところで止めているのも、二人の性格が表れていて巧みです。
読点で流れが止まるのが惜しいと思いました。
今回、2年ぶりに本歌会に参加をさせていただきました。たくさんの素敵な歌に出会えて、とても楽しい時間を過ごすことができました。
ありがとうございました。