この記事へのコメント
歯磨き粉のチューブをぎりぎりまで使い切ろうと絞り出し、チューブのほうが無理だ限界だと訴えている場面を想像しました。
自分では動けないはずのチューブが「身もだえのけぞり」する様子がユーモラスです。
Posted by 庭鳥 at 2020年05月13日 07:46
「身もだえのけぞり」の擬人化が、自分の想像した歯磨き粉チューブ像に合致して、
そのチューブの肉声(?)で「これ以上、無理」と言われている感じがしました。
「以上」と「無理」の間には確かに一拍くらい溜めがあるな・・・と思います。
読んで面白かったです。
Posted by 佐藤ゆうこ at 2020年05月16日 16:51
歯みがきのチューブを擬人化して、そのまま詠い切っているのが素敵でした。
モノを擬人化すると、可愛らしさや愛おしさを生みやすい効果がありますが、このチューブも、そういう効果があると思いました。
ついに、主体は、チューブの声まで聞いてしまうのですから、相当チューブを愛おしく感じているのだと思います。
Posted by 桑原憂太郎 at 2020年05月17日 18:11
「身もだえのけぞりて訴えてくる」ですから、この歯磨きのチューブがその体(動き?)でもってもう入ってないんだよと訴えているわけですよね。ほっそくなってる。でも最後の「無理」の感じが、チューブと絞ってる人の異口同音っぽくて、いいなと思いました。もう出ないかなって思いながら、ぎゅーって絞って、最後に「無理」。
だってムリって絞ってる人が言ったのだったら歯磨きはもう出ないんですけど、ムリってもしチューブが言ったのだとしたら、それはちょっとは出たってことじゃないです? っていうのが面白いです。
Posted by 国東杏蜜 at 2020年05月20日 22:37
このお歌を拝見して、そうかあのチューブから最後ぐにゅっと絞り出すときの声は「これ以上、無理」だったのか……となんだか妙に納得してしまいました。佐藤さんもおっしゃってますが、肉声感があって、チューブ視点の歌という目新しさに加えてユーモアがとても面白いです。
Posted by 桃生苑子 at 2020年05月23日 08:24
歯みがきのチューブ身もだえのけぞりて訴えてくるこれ以上、無理

前評者の方々と同じく楽しく共感しました。
このお歌も、外出自粛中の一コマなのでしょう。

なるべく買い物も少なく三日以上あけてとなると買い忘れるんですよね。

しかしながら外出せず使いきる作者、そこで歯みがきの作中主体がとんでもない形状で
「これ以上、無理」と訴えてくるところが絶妙ですね。

切羽つまった時ほど、ゆかいな歌がうかぶものです。
Posted by 西五辻芳子 at 2020年05月25日 07:39
たくさんのコメントありがとうございました。
共感していただき、うれしく思いました。
チューブを絞って最後まで使い切るのは結構快感で、これで最後かな、と思ってからも案外絞り出せるので、何回かくり返したあと、ほんとにさすがにこれが最後だな、と思ったとき生まれた一首でした。
Posted by 加藤隆枝 at 2020年05月30日 12:23
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