この記事へのコメント
初句のローマ字は音としてのAKIKOを表しており、言われてみれば与謝野晶子も馬場あき子も同じ響きの名前であったことに、私は無頓着でした。
それぞれ別人として文字で認識していたので、音の響きの共通していることに気づかせてくれたこの1首は、とても新鮮な感じがして惹かれました。
Posted by 加藤隆枝 at 2020年05月13日 21:52
「晶子」と「あき子」、
どちらもローマ字だとAKIKOになる、という発見が新鮮なのは
日本語の字面から受ける印象が違うからかもしれません。
私だけかもしれませんが、「晶子」よりも「あき子」の方が
はきはきとした発音に読めてしまうのです。
漢字と仮名文字とを使い分けられる日本語の面白さを改めて感じました。
この本の翻訳書が出版されたら
本当に“AKIKO”が二つ表紙に印刷されることでしょう。



Posted by 川上幸子 at 2020年05月15日 12:37
詠まれている『与謝野晶子論』を調べてみたら確かにどちらも
英語の表記もなされていたので「なるほど」と思いました。
(ただ、馬場あき子さんのほうは「Akiko」となっています)

英語圏の方が読むとしたの名前がまったく同じに見えるんだな、
と思うと私も新鮮にこの発見に驚きました。
(人によりけりとおもうのですが、
 「晶子」と書かれていると「あ、与謝野晶子の「晶子」だな」と自分は感じるのです。人に伝えるときも「日」が3つで・・・とは伝えずに与謝野晶子の例を用いるかもしれません。)

表記ひとつでいろんなことに気づけた歌です。
Posted by 佐藤ゆうこ at 2020年05月16日 17:06
佐藤ゆうこさんの仰る通りです。
日本語・英語並記ですから
実際の装丁に基づいて詠んでおられたのですね。

縦組み・横組みや文字の色、大文字・小文字の違いにもかかわらず、
共通点を抽出されたのは鋭いです。

Posted by 川上幸子 at 2020年05月16日 18:33
AKIKOの名二箇所表紙に記されて『与謝野晶子論』著者馬場あき子

馬場あき子先生の新刊を詠われた一首で早速ネットで購入できるか調べて
みました。以前執筆された『鑑賞与謝野晶子の秀歌』を改訂年譜を付し『与謝野晶子論』として復刊された御本です。

著者名がローマ字でも表記されているのはスタンダードなのですが、この御本も著者名に小さくBaba Akikoと記されています。表紙の上部にAKIKO YOSANOとありどちらかというと私はAKIKO 晶子 あき子 Akiko と四ヶ所表紙に記された字面が面白く思いましたが、それではごちゃごちゃになり歌にならないから、ローマ字部分だけを取り上げ一首に仕上げられたレトリックに初見気づかずわかりませんでした。これから読み始めるわくわくとした高揚感も感じられます。

文字のもつ不思議さを前評者とともにあじわうことが出来ました。
Posted by 西五辻芳子 at 2020年05月19日 06:58
加藤隆枝さま、川上幸子さま、佐藤ゆうこさま、西五辻芳子さま、コメントをありがとうございました。
実際に本を手にして、表紙を見ていたときに気づいたことをそのまま歌にしましたが、「晶子」と「あき子」が同じ音だという意外性を共有していただけたことが嬉しいです。
Posted by 冨樫由美子 at 2020年05月28日 09:49
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