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短歌人会の公式なネット歌会会場です。
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2020年05月02日
町内の十王堂に饅頭を供えゆ役目三日忘れそ
【選歌集計結果=1票】
【投票者=竹田正史】
posted by 短歌人会 at 00:21|
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死後に冥界に行った人間が生前の行いを冥界の十人の王に裁断されるので、生きている人が法事を行って成仏を支援する。冥界の十人の王を祀るのが十王堂。
「町内の十王堂」ということで、地域住民で分担して十王堂のお世話をしていて。自分の家がお供えに行く当番が今度の三日の日、大切な役目だから忘れずに果たさなければということかと読みました。
十王堂のある町内に住んでいて、回り番で饅頭を備える役目があるのでしょう。
毎日備えるのか、その饅頭は自分で購入しなくてはいけないのか、とか、いろいろな謎を含み、いろいろ想像を膨らます愉しい歌でした。
「三日忘れそ」が桑原さんの言うように三日間なのか庭鳥さんのおっしゃる三日という日なのかも知りたいところです。
悩みます。
文脈から考えると、「…供える役目」と繋げて捉えるしかないと思います。
よって、口語でしたら「供え(へ)る」、文語でしたら「供ふる」でしかないと思います。
少なくとも結句まではとても雰囲気あり「町内」「十王堂」「饅頭」と場面設定も世界観も明確な作品なので、もったいないです。