スマートフォン専用ページを表示
短歌人ネット歌会場
短歌人会の公式なネット歌会会場です。
閲覧はどなたさまもできますが、出詠およびコメントは短歌人のメンバーのみに限定させて戴きます。
<<
第42回ネット歌会詠草/9
|
TOP
|
第42回ネット歌会詠草/7
>>
2020年05月02日
第42回ネット歌会詠草/8
アビガンかレムデシビルか一択というなら僕はイベルメクチン
【選歌集計結果=1票】
【投票者=馬淵のり子】
【関連する記事】
第42回短歌人ネット歌会作者名発表
第42回ネット歌会参加者一覧
第42回短歌人ネット歌会詠草一覧
第42回ネット歌会詠草/1
第42回ネット歌会詠草/2
第42回ネット歌会詠草/3
第42回ネット歌会詠草/4
第42回ネット歌会詠草/5
第42回ネット歌会詠草/6
第42回ネット歌会詠草/7
第42回ネット歌会詠草/9
第42回ネット歌会詠草/10
第42回ネット歌会詠草/11
第42回ネット歌会詠草/12
第42回ネット歌会詠草/13
第42回ネット歌会詠草/14
第42回ネット歌会詠草/15
第42回ネット歌会詠草/16
第42回ネット歌会詠草/17
第42回ネット歌会詠草/18
posted by 短歌人会 at 00:28|
Comment(3)
|
第42回歌会
|
|
この記事へのコメント
まさに現実感のある歌です。
アビガン、レムデシビルは耳慣れていました。最近はイベルメクチンという救世主の治験がすすんでいるとか。
新型コロナの治療薬が三つも並んだ歌は珍しく、圧倒されました。
Posted by 馬淵のり子 at 2020年05月13日 10:26
アビガンかレムでシビルか一択というなら僕はイベルメクチン
新型コロナ感染症(COVID−19)が世界的に蔓延し人類にとって大変な事態となっています。おさまりつつありますが、第2波、第3波に備えあらゆる準備を願うとともに衛生習慣をひきつづき身につけていきたいものです。
地球規模の感染の上、新型なのでどの薬が有効か世界中が注視している臨場感があることと、薬品名だけ三種類並べ一択なら僕はイベルメクチンと断定しているところがいいです。
リズムも軽いフットワークで母音「あ」から始まり三句四句結句が「い」音で始まっているのもよくおさまっていると思います。
COVID−19に治療薬として有効性があるといわれている抗インフルエンザウイルス薬「アビガン」や日本で承認されたばかりの抗ウイルス薬「レムデシビル」をまずあげて、結句に2015年ノーベル生理学医学賞を受賞された大村智先生が発見した16員環マクロライド系抗生物質イベルメクチンをあげ「一択というなら」というところが歌の要になっていますね。イベルメクチンは当初動物薬から始まったものの、人体にも抗ウイルス活性をしめし、その抗ウイルス活性を示すものの多くはRNAウイルスなのだそうです。新型コロナウイルスは(SARS−CoV−2)は、RNAウイルスであるので説得力がありますね。
作者は薬にお詳しい方なのでしょう。今色々調べてから、一票投じなかったことを残念に思います。
Posted by 西五辻芳子 at 2020年05月14日 05:20
「いうなら」で、他者が「どっちか一択ですよ」と言っているとわかります。で、それを主体が耳にして「だったら、僕はこっち」と第三の選択をしているという歌。「いうなら」の転回が面白い。
先評の西五辻さんと重なりますが、下句の韻律の良さもこの歌の鑑賞のしどころなのだと思います。
Posted by
桑原憂太郎
at 2020年05月14日 19:34
コメントを書く
お名前: [必須入力]
メールアドレス:
ホームページアドレス:
コメント: [必須入力]
検索
<<
2020年12月
>>
日
月
火
水
木
金
土
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
31
最近のコメント
第44回ネット歌会詠草/10
⇒ 生沼義朗 (12/09)
⇒ たかだ牛道 (11/26)
⇒ 肥塚しゅう (11/21)
⇒ 弘井文子 (11/20)
第44回ネット歌会詠草/7
⇒ 庭鳥 (12/08)
⇒ 西五辻芳子 (11/25)
⇒ 寺阪誠記 (11/20)
⇒ 永井秀幸 (11/18)
第44回ネット歌会詠草/25
⇒ 西五辻芳子 (12/07)
⇒ 千葉みずほ (12/06)
⇒ 弘井文子 (11/26)
⇒ 桃生苑子 (11/19)
第44回ネット歌会詠草/13
⇒ 海野 雪 (12/07)
⇒ 高良俊礼 (12/06)
⇒ 海野 雪 (11/20)
⇒ 光本博 (11/20)
⇒ 木嶋章夫 (11/20)
⇒ 藤原龍一郎 (11/19)
第44回ネット歌会詠草/5
⇒ 千葉みずほ (12/06)
⇒ 桃生苑子 (12/04)
⇒ 加藤隆枝 (12/01)
⇒ 川上幸子 (11/23)
⇒ 井忠明 (11/21)
⇒ 寺阪誠記 (11/20)
⇒ 間 ルリ (11/20)
⇒ 海野 雪 (11/18)
⇒ 光本博 (11/17)
第44回ネット歌会詠草/6
⇒ 千葉みずほ (12/06)
⇒ 加藤隆枝 (12/06)
⇒ 西五辻芳子 (11/30)
⇒ 川上幸子 (11/23)
⇒ 弘井文子 (11/20)
第44回ネット歌会詠草/14
⇒ 千葉みずほ (12/06)
⇒ 寺阪誠記 (12/06)
⇒ 加藤隆枝 (12/01)
⇒ 川上幸子 (11/29)
⇒ 井忠明 (11/21)
⇒ 西五辻芳子 (11/21)
⇒ 鎌田章子 (11/18)
⇒ 海野 雪 (11/18)
第44回ネット歌会詠草/21
⇒ 千葉みずほ (12/06)
⇒ 加藤隆枝 (12/01)
⇒ 西五辻芳子 (11/26)
⇒ 西五辻芳子 (11/26)
⇒ 桃生苑子 (11/25)
⇒ 寺阪誠記 (11/18)
第44回ネット歌会詠草/8
⇒ 鎌田章子 (12/05)
⇒ 川上幸子 (11/28)
⇒ 川上幸子 (11/28)
⇒ 桃生苑子 (11/27)
⇒ 弘井文子 (11/23)
⇒ 西五辻芳子 (11/21)
⇒ 馬淵のり子 (11/20)
第44回ネット歌会詠草/20
⇒ 川上幸子 (12/05)
⇒ 桃生苑子 (11/25)
⇒ 寺阪誠記 (11/20)
⇒ 鎌田章子 (11/18)
最近の記事
(01/01)
短歌人ネット歌会のお知らせ
(12/03)
第44回短歌人ネット歌会作者名発表
(11/14)
第44回短歌人ネット歌会詠草一覧
(11/14)
第44回ネット歌会参加者一覧
カテゴリ
日記
(0)
歌会告知
(5)
第1回歌会
(40)
お知らせ
(4)
第2回歌会
(32)
第3回歌会
(40)
第4回歌会
(48)
第5回歌会
(32)
第6回歌会
(33)
第7回歌会
(38)
第8回歌会
(35)
第9回歌会
(43)
第10回歌会
(36)
第11回歌会
(31)
第12回歌会
(31)
第13回歌会
(34)
第14回歌会
(32)
第15回歌会
(32)
第16回歌会
(30)
第17回歌会
(33)
過去ログ
2025年01月
(1)
2020年12月
(1)
2020年11月
(29)
2020年08月
(32)
2020年07月
(1)
2020年05月
(38)
2020年04月
(1)
2020年03月
(1)
2020年02月
(24)
2019年12月
(1)
2019年11月
(29)
2019年05月
(23)
2019年04月
(1)
2019年03月
(1)
2019年02月
(27)
2019年01月
(1)
2018年11月
(27)
2018年10月
(1)
2018年09月
(1)
2018年08月
(35)
アビガン、レムデシビルは耳慣れていました。最近はイベルメクチンという救世主の治験がすすんでいるとか。
新型コロナの治療薬が三つも並んだ歌は珍しく、圧倒されました。
新型コロナ感染症(COVID−19)が世界的に蔓延し人類にとって大変な事態となっています。おさまりつつありますが、第2波、第3波に備えあらゆる準備を願うとともに衛生習慣をひきつづき身につけていきたいものです。
地球規模の感染の上、新型なのでどの薬が有効か世界中が注視している臨場感があることと、薬品名だけ三種類並べ一択なら僕はイベルメクチンと断定しているところがいいです。
リズムも軽いフットワークで母音「あ」から始まり三句四句結句が「い」音で始まっているのもよくおさまっていると思います。
COVID−19に治療薬として有効性があるといわれている抗インフルエンザウイルス薬「アビガン」や日本で承認されたばかりの抗ウイルス薬「レムデシビル」をまずあげて、結句に2015年ノーベル生理学医学賞を受賞された大村智先生が発見した16員環マクロライド系抗生物質イベルメクチンをあげ「一択というなら」というところが歌の要になっていますね。イベルメクチンは当初動物薬から始まったものの、人体にも抗ウイルス活性をしめし、その抗ウイルス活性を示すものの多くはRNAウイルスなのだそうです。新型コロナウイルスは(SARS−CoV−2)は、RNAウイルスであるので説得力がありますね。
作者は薬にお詳しい方なのでしょう。今色々調べてから、一票投じなかったことを残念に思います。
先評の西五辻さんと重なりますが、下句の韻律の良さもこの歌の鑑賞のしどころなのだと思います。