この記事へのコメント
故障、あるいは老朽化で買い替えの為に運び出されていく冷蔵庫への挽歌でしょうか。
「酷暑日にも製氷つづけた」働き者の冷蔵庫を誉めて、人間のように見る視点が興味深いです。
Posted by 庭鳥 at 2020年05月13日 07:31
3首選に入れようかどうか、最後まで迷った作品でした。庭鳥さんも書かれているように、私も冷蔵庫への挽歌のように読みました。
粗大廃棄物のような物扱いではなく、長年酷使に耐えてきた冷蔵庫を尊重し、愛惜する気持ちが下の句から感じられました。
Posted by 加藤隆枝 at 2020年05月13日 19:08
歌の意味内容の解釈は庭鳥さんと加藤隆枝さんがおっしゃっているのと同じです。
運び出す人がぞんざいに扱ったであろうことも想像できますし、
長年生活を支えてくれた冷蔵庫に対する愛着と感謝も感じられ、
四句の「もっと」に作者の感情がよく滲んでいます。
Posted by 生沼義朗 at 2020年05月14日 10:35
私も読みとしては先行コメントの皆様と同じです。
単なる擬人化という言葉で片付けられない作者の想い、酷暑を共に過ごした仲間としての冷蔵庫への別れを惜しむ気持ちを感じました。
Posted by 桃生苑子 at 2020年05月15日 15:10
長年働いてくれた冷蔵庫への惜別と感謝を込めた挽歌、という点では、上の皆さんと同意見です。
付け加えるなら、筆者は冷蔵庫の形状と、それを運び出す様子(おそらく作業員2人がかりでしょう)から、棺を連想したのではないでしょうか。
「しめやかに」という、葬儀以外であまり使わない形容詞は、そうした連想から生まれたのではないかと思います。
Posted by 亀尾美香 at 2020年05月17日 13:07
酷暑日に製氷つづけた冷蔵庫 もっとしめやかに運び出されよ

今回の歌会で最高点12票を獲得した一首です。
一読隠喩のレトリックとして「冷蔵庫」ではあまりに安易でコロナ感染症で亡くなられた方々の時事詠として、如何なものかと選ぶことができませんでした。
また、単に酷使した冷蔵庫への挽歌として読むとしても、最近は家具や冷蔵庫等の大型廃棄物を運んでもらい廃棄する場合、壁などを傷つけると補償が大変なので軽々しく運んだりしないので一読違和感をもちました。
亀尾さんの評の「しめやかに」は「棺」を連想させると出てきて少しほっとしました。
 感染症にかかると植物であれば伐採、鶏も牛も人間も死亡後感染防護対策され、
今回は日本はまだ死亡者が少ないので家族のもとに焼却後戻されましたので葬儀は落ち着けば執り行うことが可能ですが、海外は死亡者が多く柩を重ね土葬されているわけですが、下の句はそういう悲しみを訴えていてよく出来ていますが、上の句は評価出来ませんでした。
Posted by 西五辻芳子 at 2020年05月21日 02:35
作者の馬淵です。
笹川さんをはじめ多くの方に共感いただけたこと嬉しく思います。
コメントをいただいた通りの歌意で作者としては満足しております。

西五辻さん、
決してコロナ感染で亡くなられた方々の隠喩ではありません。単純に我が家の買い替えた冷蔵庫に対する思いを詠んだものです。
昨今の世界事情を思うとそんなふうな解釈もあるのかなと感じました。

皆さまありがとうございました。
Posted by 馬淵のり子 at 2020年05月28日 20:49
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