この記事へのコメント
『杜子春』は芥川龍之介の小説ですね。
「仙人の修行の最後に母慕う」と詠まれているように、あらすじはこんな感じです。

峨眉山の頂上に一人残された杜子春は試練を受ける。鉄冠子が帰ってくるまで、何があっても口をきいてはならないというのだ。虎や大蛇に襲われても、彼の姿を怪しんだ神に突き殺されても、地獄に落ちて責め苦を加えられても、杜子春は一言も発しなかった。怒った閻魔大王は、畜生道に落ちた杜子春の両親を連れて来させると、彼の前で鬼たちにめった打ちにさせる。無言を貫いていた杜子春だったが、苦しみながらも杜子春を思う母親の心を知り、耐え切れずに「お母さん」と一声叫んでしまった。

この歌は、話しかけるような下の句が素敵だと思いました。
とても心がこもっているような文体だと思います。
素敵な歌ですね。
Posted by 木嶋章夫 at 2020年08月13日 20:46
木嶋さんに解説していただいた通り(ありがとうございます)の、芥川龍之介の小説からの着想。「杜」の詠み込み方が良いなと思ったのと、やはり下の句での杜子春への語りかけがとても温かく、感じ入るものがありました。
Posted by 戸似田一郎 at 2020年08月16日 08:18
芥川の小説の名前の読み込みははっとさせられました。四句の句割れから主体の気持ちに変わるところがいいなと思いました。二句と四句が字余りで4・4のリズムですが、あたたかな口調とうまくあっているように感じます。
Posted by 太田青磁 at 2020年08月16日 15:26
森、杜の題で杜子春をが出てきて、おっと思ったのですが、結句で取れませんでした。言われなくてもわかるのに……惜しい!
Posted by 鎌田章子 at 2020年08月18日 08:33
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]