この記事へのコメント
  浪江町のことをよく知る作者の歌であるかと思いますが、浪江町から避難して戻れず亡くなった方を存じ上げているので、浪江霊園という墓地の存在は知りませんが、国か町か分かりませんが、森林でなく更地となった墓地を森林扱いして除染しないという決定をおこなった行政に対して限りない憤りを覚えました。除染をしないという意味は、墓地からすれば墓参りする人を忌避する、すなわちその死を指すと思うので、何と知れぬ荒漠とした虚無感を覚えます。「更地にうかぶ」という四句は、死者の悲しみをも痛切に感じさせられました。
Posted by かわすみさとる at 2020年08月13日 14:22
票は入れましたが、今ひとつ情景がつかみきれない歌です。「除染しない森林」がある一方で、「更地にうかぶ浪江霊園」があるのはどんな光景でしょうか(森林が側にあるなら、霊園が更地に浮かぶように見えないのでは?)。目に見える情景を詠んだものでないにしても、「更地にうかぶ霊園」を強調したいのであれば、あえて「森林」をここに持って来る必要はなかったのではないかと思います。
とはいえ、作者のおっしゃりたいことはよく伝わる一首でした。
Posted by 亀尾美香 at 2020年08月18日 12:30
死者の眠る霊園と除染されずに人を寄せ付けないままの森林との対比かなと思い票をいれましたが、読み返しながらちょっと風景がわかりづらく感じました。
検索したら、霊園に慰霊碑があるんですね
もしかしたら関係あるのかなとも思いを巡らせました。
Posted by 竹田正史 at 2020年08月21日 20:17
現実の情景は具体的につかめていませんが、
歌の力のようなものを強く感じて、
一票入れさせて頂きました。
一読したとき、
森に縁どられた霊園が除染された更地に囲まれ、
砂漠のなかの緑のオアシスのように浮かんでいる情景が浮かび、
やりきれない悲しみを感じたのです。
実際はまったく違った風景が広がっているのかもしれません。
それを確かめるのも、歌を鑑賞する行為だと思われます。
ご説明下さるのを楽しみにしております。
Posted by 川上幸子 at 2020年08月22日 07:14
浪江霊園についての知識が全くなく、この一首をちゃんと読んでいるかというと全然自信はありません。森の死を意味する除染されない森林と死者の眠る霊園との二つの死が響き合って、強く心に残りました。
Posted by 加藤隆枝 at 2020年08月22日 09:09
作者の太田青磁です。批評の言葉をありがとうございます。

浪江霊園と記載した霊園は「浪江町営大平山霊園」です。
今年の春、常磐線が開通したタイミングで行きました。
霊園は森林を後背地とした海を見渡す丘陵地にあります。

除染そのものについても、この霊園についても
まだ、うまく消化できていないのですが
この景色を見た気持ちを忘れたくない
という感覚があります。

いただいたご意見を参考に、推敲をしてまいります。
どうもありがとうございました。
Posted by 太田青磁 at 2020年08月26日 21:58
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]