この記事へのコメント
B.Cは普通ビフォー・クライスト(キリスト以前)で紀元前のことを指しますが、この歌では「ビフォー・コロナ」とルビを打って「コロナ時代の前」という意味にしています。「テロップは」とありますから、あるいはテレビが発信した言葉で作者オリジナルではないのかもしれませんが、するどい着眼点だと思います。「なつかし」にまるで紀元前のようにこの日々以前を思い出している感じが表現され、さらに「危ふし」に批評性を感じます。
Posted by 冨樫由美子 at 2020年08月12日 05:49
冨樫さん、選とコメントをありがとうございます。
B.C.(ビフォー・コロナ)は作者オリジナルではなく、新聞で知った表現です。
『短歌人』7月号で本多稜さんが、この概念に触れた歌を発表しています。

コロナ禍でテレビの撮影が中止されていた時期、
「この番組は2019年12月に撮影されたものです」といったテロップをよく見かけ、
“ああ、この頃はまだマスク無しで人々がハグしていたなあ、危ない!なんて思ってしまう時代が来るなんて…”としみじみしていました。

他の視聴者もそうかしら、と思って詠んでみましたが、
限られた字数に落とし込むのが難しく、苦吟しました。
舌足らずな拙歌への的確な読みに感謝いたします。

正直にいうと、紀元前まで思いを馳せていた訳ではないのですが、
このように歌の世界を広げていただけたことは、拙歌にとって望外の幸せです。

この場を借りて、
一カ月のあいだ皆様の短歌とじっくり向き合い、読みを深める機会を提供して下さった
主催者の方々にも感謝いたします。
書き切れなかった感想は、オレンジ色の署名をクリックするとお読みいただけます。
(ツイッターからも入れます)ありがとうございました。
Posted by 川上幸子 at 2020年08月30日 07:41
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