この記事へのコメント
何の森なのか?という意味よりも「誰も名を知らない森」という不明の存在がそこにあり、我という精神と細胞という肉体を飲み込んでゆく。一切書かれていない結末としての「その後の静寂」を一首の質感だけでしっかりと想像させる、そして詠ませる。今回一番良いなと思った歌です。
Posted by 高良俊礼 at 2020年08月12日 23:33
誰も名を知らない森に飲み込まれ我が細胞と溶け合ってゆく

 難解な歌であると思います。が、私は一つの森への親和力の表現として読みました。森は森でも(誰も名を知らない森であれば尚良くて)、その森で溶け合ってゆくかたちで合体してゆく我が細胞、その感覚を表現しようとした超現実派志向の作品として。
Posted by かわすみさとる at 2020年08月13日 15:24
かわすみ様、高良様、コメント頂けて嬉しかったです。ありがとうございました。
実は島本理生さんの『リトル・バイ・リトル』のラスト近くで森が出てきた場面が頭に浮かび、それが土台となりました。また細胞には日頃から興味があり、森に飲み込まれたら、森と細胞はどうなるだろうかとも思いました。自然と人間が受け入れ合えたなら、きっと溶け合うだろうという想像と希望も含め、このような一首になりました。
でも皆様のお歌、またコメントを拝読して自分の未熟さを痛感しました(苦笑)。この結果を受け止め、次回はもっと良い歌を詠めるよう、精進していきたいです。
拙い歌に票を入れて下さって本当にありがとうございました。
Posted by 笹渕静香 at 2020年08月29日 16:51
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