2020年11月14日

第44回短歌人ネット歌会詠草一覧

第44回短歌人ネット歌会の詠草一覧を発表します。

詠草を提出された方は、ご自分の詠草に間違いがないかご確認下さい。
なお括弧内はルビとなります。

もし万一ご自分の詠草に誤植あるいは未掲載などがありましたら、
11月16日(月)の20時までに tankajin.eisou@gmail.com  宛メールでお知らせ下さい。
ただし原則、幹事サイドのミスに基づく誤植や、メールの不具合等に
よって生じた未着による追加に限り、推敲等の訂正には応じられません。

なお、ここしばらく、詠草送付先アドレスの運営元での不具合のため、
メールの大幅な遅着や未着が発生しております。
特に詠草が未掲載の方は、詠草が到着していない可能性が高いので、
ご迷惑とお手数をお掛けしますが、この記事のコメント欄に
未掲載の旨と参加詠草を直接お書きこみ下さい。

その場合はお名前と、最近入会された方は会員番号をできましたらお願いします。
なお書き込まれた内容は公開されませんので、ご安心下さい。

また詠草訂正・未掲載いずれの場合も、締切を過ぎてからのお申し出は
お受けできませんので、かならず11月16日(月)20時までにご連絡下さい。


1.さまざまな都市伝説をひとことで申し上げれば鼻ちょうちんか

2.カ行変格活用(カへん)だからカって書いちゃった この問題 選択肢はオまでしかないのに

3.鯉のぼりの竿立ちしままの植木屋の背後の山は錦秋に染む

4.一つずつ手づくりされた部品にはたとえば名前がついてる感じ

5.笑ふことを義務付けられた向日葵は枯れて俯く自由を得たり

6.AIにあらねば記憶にまぎれいし言葉の欠片さがしあぐねる

7.従姉妹から伯母の家からコシヒカリ送られてくるいつもの秋だ

8.少しづつシュリンクしていく世界ぢゆう弱いものから切り捨てられて

9.秋風がイチョウの枯葉舞い上げるスメルジャコフは死んだところだ

10.庭の隅に〈保存樹木〉の看板のくくりつけられる欅が二本

11.雨水が溜まってく深い雨靴にあなたの足が入っていた日

12.すこしだけ声を荒げたリビングの灯りが今夜は無駄にあかるい

13.山くぐるバスの窓より眺むれば芙蓉流るる冬の速度で

14.貝殻のやうな肩甲骨ふたつ掌(て)に感じつつ吾子を抱き上ぐ

15.別嬪が通ろが地震で揺れようが滅多にゃ動けぬ蟹を喰いおり

16.一九六九年月面にアポロは降りぬ 遠き日の恋

17.ぽつねんと刈田の案山子は秋日なか面穏やかにへのへのもへじ

18.花を詠む数のまされるさくら木のもみじの下で腓をのばす

19.日課なる散歩の途次の紅葉の日ごと日ごとに深まりゆくも

20.エレベータの床に一枚うす紅葉ひそり降りたるナースはもしや

21.木は人に人は木になり寝不足の道はわたしの世界を生きる

22.霊柩車は気配を消して停まりたり小さき斎場下の道路に

23.駆除として撃ち殺された母熊の無念と四万十栗モンブラン

24.きらきらの目をした人がきらきらの言葉をはなすマスクしたまま

25.面会でわらつてくれたら嬉しいと介護スタッフが母に話せり

26.遠き空に失いしもの数あらん月はささやく生きる無常を


詠草は以上です。

今回は26首の詠草が寄せられました。皆さま、ありがとうございます。
コメントはそれぞれの作品に関するスレッドにお願い申し上げます。
コメント受付期間は11月17日(火)〜12月1日(火)を予定しています。

詠草を提出していない方でも、短歌人会のメンバーでしたら
どなたでもコメントできますので、奮ってご参加下さい。
皆さまの活発なコメントを期待します。

さらに個別のコメント以外に、今回の歌会全体の作品について
忌憚ないご意見を交わす場として、この記事のコメント欄を開放します。
詠草全体の傾向や、今回の題についてのご意見などこちらにお寄せ下さい。

それ以外にご不明な点がありましたら、
tankajin.eisou@gmail.com までお願い申し上げます。
posted by 短歌人会 at 09:00| Comment(0) | 第44回歌会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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