この記事へのコメント
空に失うものってなんだろう、と思いつつ、「遠き空」は越し方というか、過去のことを指しているのかなとも感じました。であれば確かに失ってきたものはあるだろうし、月を見て大事なものを失ったとしてもまだ生きていることについて思いも馳せることもあるように思われます。自分に引き付けて読んでしまいましたが、「遠い空」と「無常」がどちらもポエジーな抽象語なので、もう少し具体があるほうがより読者には親切かと存じます。
Posted by 桃生苑子 at 2020年11月19日 22:51
「遠き空に失いしもの数あらん」の上句が昼のイメージで、「月はささやく生きる無常を」の下句が夜のイメージなので少し戸惑いました。
下句は改良の余地があると思います。
Posted by 木嶋章夫 at 2020年11月20日 14:33
「失いしもの」について想いを馳せてくれる示唆に富んだ歌だと思います。「数あらん」にもう何をどれだけ失ったのか分からないぐらいの喪失感が込められてますね。それらを照らす月が、そのことについてふと気付かせるように輝いていたという解釈で良いでしょうか?下句を少しサラッと余韻を含ませる程度にまとめたらもっとイメージが定まるようにも思いました。この歌の雰囲気はとても好きです。
Posted by 高良俊礼 at 2020年11月20日 22:53
遠き空に失いしもの数あらん月はささやく生きる無常を

絵巻物から抜け出てきたような詠みてが(洋装も似合いそうですが)
ゆかしき声で誦しておられるのが聞こえる気がしました。
その声に惹かれてコメント差し上げます。

空、(喪)失、月、無常 ―
時代や洋の東西を超える素材が端整にまとめられ、現代に息づいています。
新仮名づかいにも、和歌ではなく現代短歌なのだという主張が
さりげなく込められているようです。
Posted by 川上幸子 at 2020年11月28日 11:52
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]