この記事へのコメント
「寝不足の道」が面白いと思いました。たぶん、本当に寝不足なのは作中主体の方で、街路樹も人も混沌となるような朦朧とした状態なのだと思いますが、それを道の方が寝不足なんだとする逆転の発想に驚きました。「わたしの世界」では道もそのように生きる存在なのだ、と。読者も作者の世界観に引き込まれるような歌だと思いました。
Posted by 寺阪誠記 at 2020年11月18日 20:53
上の句の反復に引き込まれました。木も人も道もみんな「わたしの世界」に収斂してしまうという大胆な把握に驚きつつ、寝不足という単語が力業でまとめている感じがして、その力業感も朦朧としている寝不足の頭の感じがでて魅力のある歌だと思いました。
Posted by 桃生苑子 at 2020年11月25日 21:53
木は人に人は木になり寝不足の道はわたしの世界を生きる

難解な一首ですが、余程寝不足だったのでしょう。例えば夜勤明け、仕事から
開放され閉鎖された空間から、混沌とした疲れた意識下で電飾の眠らない街路
樹の道を家路に向かう作中主体の内包する実存の私の世界から認識する道は現
実の世界でありそれ故寝不足と私が思う道は私の認識の世界を生きる。

返歌
「吾思う、ゆゑに吾あり」デカルトの命題の道をむかふ家路へ
                               西五辻芳子
Posted by 西五辻芳子 at 2020年11月26日 23:23
返歌訂正
思う→思ふ
Posted by 西五辻芳子 at 2020年11月26日 23:44
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]