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短歌人会の公式なネット歌会会場です。
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2020年11月14日
posted by 短歌人会 at 00:14|
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第44回歌会
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「冬の速度で」というところ、詩的でいいですね。
北風をイメージするような速さでしょうか。
なんとなく芙蓉の花が咲いていれば車窓からも「ああ、咲いているなあ」と眺める時間を楽しめるが、枯れた芙蓉は体感的にもあっという間に目の前を過ぎてゆくという意味かもしれません。
人生を四季に喩えるなら冬は時が一番ゆっくり流れていくのではと。
(その時期を生きている人にとっては1年はあっというまに過ぎていくのですが、変化が少ないという意味で<冬>はゆっくりではないかと)
また山をくぐっているようなバスはきっとゆっくり走っていると思うので。
奄美ではサキシマフヨウが、寒くなる11月後半から咲き始めます。山の坂道の脇などでは野生の見事な樹がたくさんの花を付けますので、その様子は力強くも幻想的です。
「冬の速度」は「山くぐる」にかかってやはり車重のあるバスが登り坂をゆっくり走っているイメージでした。全体的に着想を具体的なイメージとしてストレートに描く事に苦心し、藤原さんが指摘するように平凡で飛躍のない「眺むれば」がバランスを崩してしまったように思います。
推敲でほかの言葉を削ってせっかくの固有名詞のサキシマフヨウを入れてみてください。
歌の印象がまったく違ってきますし、より魅力的になると思います。