この記事へのコメント
 リビングでの話し合いのときに思わず怒りを露わにしてしまい、はっとしたのでしょう。灯りがいつも以上に明るいことの描写で自らの怒りの発露に対する驚き、また誰かに醜いところを見られてしまったかのようなばつの悪さを表現したと考えられます。「灯りは今夜は」の字余りも心理的引っ掛かりの演出でしょうか。
Posted by 光本博 at 2020年11月17日 22:19
こういうことは有るかもしれないと思わせる。気まずさもあるのだろう。結句の「無駄に明るい」がやりきれない気分を巧く比喩化しえていると思う。
Posted by 藤原龍一郎 at 2020年11月19日 18:51
つい相手に強い言い方をしてしまったいささかの後ろめたさが、リビングの灯りをいつもより眩しく感じさせるのでしょう。言わんとすることはよく分かりますが、「無駄に〇〇」という言い回しは最近よく耳にしますので、歌に用いるにはやや通俗的かなと思います。
Posted by 亀尾美香 at 2020年11月20日 23:45
 わが家の台所も明かりを取り替えて、ただいま無駄に明るい。

 「少しだけ声を荒げ」てしまった本人が案外いちばん気まずいのかもしれない。普段は声を荒げることなどあまりない人であれば余計に気まずいんじゃないかな。
 で、そんな自分を見透かされているように気がして、普段よりも明るく感じてしまった。
 わたしは「無駄に」が効いていると思います。
Posted by 弘井文子 at 2020年11月23日 12:43
共感できる一首でした。ばつの悪さや気まずさ、後ろめたさを灯りのせいにしているような面白さを感じました。明るいことはいいことなのに、「無駄に」に軽く屈折した気分を感じました。
Posted by 加藤隆枝 at 2020年12月01日 21:14
作者の馬淵です。
貴重なコメントをいただきました皆様ありがとうございます。
歌意は皆様の評の通りです。

光本さん、字余りの演出などそんな余裕はないのですが、そういわれれば字余りもよしとしていただきましょう。



Posted by 馬淵のり子 at 2020年12月04日 19:16
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