この記事へのコメント
これはまさに今、コロナ禍の時事詠ですね。
新型コロナの影響で縮小せざるを得ない企業が多々あったと思います。そんなとき、どうしても弱い立場の人へ影響が出てしまう。そんな世界の危機的状況を詠われたと思います。
訴えかける力のある歌、誰もが納得する歌ではないでしょうか。
Posted by 馬淵のり子 at 2020年11月20日 13:23
少しづつシュリンクしていく世界ぢゆう弱いものから切り捨てられて

コロナ禍を表現した一首で一読新しい言葉「シュリンク」を短歌でうまく表現されていると感じました。
ウィキペディアにもまだ掲載されていないようですが、ビジネス用語では「需要が減少すること」を指すそうです。
新型コロナ感染症の第三波が到来し身につまされる一首です。
内容もしらべもよく字面も面白く旧かなですのに現代的です。

Posted by 西五辻芳子 at 2020年11月21日 06:03
先行のお二人の評に同じです。
シュリンクは西五辻芳子さんがお書きにのように減少するとか、あるいは縮むとかいった意味があるようです。

熱を加えると縮んで、物にぴたりと貼りつくフィルムのようなものに包囲され、フィルムの外のものは遺棄され、守られているはずの内側のものも息苦しさにあえぐほかない。
Posted by 弘井文子 at 2020年11月23日 12:35
>少しづつシュリンクしていく世界ぢゆう弱いものから切り捨てられて

旧仮名の大掴みな歌いぶりと、シュリンクというカタカナ語でどこか童話的な雰囲気が出て、歌の内容とのギャップでメッセージ性の強いお歌だと思いました。コロナ禍を歌うと生々しい情景が出るお歌が多いように思うのですが、この歌はしずかに情勢に警鐘を鳴らして魅力があります。
Posted by 桃生苑子 at 2020年11月27日 19:26
少しづつシュリンクしていく世界ぢゆう弱いものから切り捨てられて

シュリンクというカタカナ用語を、西五辻さんたちのおかげで、初めて知りました。

最新の用語と旧仮名づかいとをリンクさせたセンスが光っています。
「ぢゆう」に弱者強者を問わぬやりきれなさがにじんでいるようで。
桃生さんたちの評を拝読して、さらに深く味わえるようになりました。

26首目で新仮名づかいについて考えていたら、
こちらにもコメント差し上げたくなりました。
Posted by 川上幸子 at 2020年11月28日 12:00
上記のコメントの最後の2行に語弊があったかもしれませんので、追記させていただきます。

仮名遣いという問題につられてのコメントではありません。

この歌会では、複数の歌を自分のなかで対置して考察したりしていますが、
それは、それぞれのお歌に独立した魅力を感じた上でのことです。

言わずもがなのことかもしれませんが、念のため言い添えさせていただきました。
Posted by 川上幸子 at 2020年11月28日 13:55
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