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2020年11月14日
第44回ネット歌会詠草/7
従姉妹から伯母の家からコシヒカリ送られてくるいつもの秋だ
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posted by 短歌人会 at 00:20|
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この記事へのコメント
従姉妹と伯母の家が同じ家なのか少し迷いましたが、同じではなく従姉妹と伯母の家の両方からコシヒカリが送られてくると言う意味の歌と解釈しました。秋にはいつもそうだから今年も送られてくるだろう、という嬉しさの感じられる勢いのある歌でこころ惹かれた歌でした。
Posted by 永井秀幸 at 2020年11月18日 16:36
「いつもの秋だ」にやはりどうしてもコロナ禍の背景を見てしまいます。
農業は根本的には自然の恵みが実りをもたらしてくれるもの。コロナ禍においても自然は変わらず実りをもたらしてくれて「いつもの秋」。一方で、農家の方は感染対策や需要と供給のバランスが崩れたりでコロナの影響を受けているはずなのに、変わらずコシヒカリを届けてくれて「いつもの秋」。
文体は淡白に見えますが、深いところで「いつもの秋」への感謝が感じられる歌だと思いました。
「従姉妹から伯母の家から」は別世帯にも同一世帯にも読め、はっきりしませんでした。以前は伯母が送ってきたが農業を引退し、その娘が農業を継いでるので送り主は従姉妹だけど住所は伯母の家…みたいなストーリーも考えましたが……。一首としてここを詠み込む必要があるかどうかを含めて推敲の余地はありそうな気はします。
Posted by 寺阪誠記 at 2020年11月20日 22:43
従姉妹から伯母の家からコシヒカリ送られてくるいつもの秋だ
親族二件の家からコシヒカリの新米が、この新型コロナ感染症の流行る
今年の秋も、それぞれご無事で収穫され、送られてくることを詠った一首で結句の「いつもの秋だ」に作者の慶びがにじみ出ている。
どちらのコシヒカリなのかもしりたいところですね。
まったく産地の違うコシヒカリかもしれないですね。
私も一年間だけですが家の周り一面田園地帯に住んだことがあり毎日水番の様に水の水位も気にかかるし春から秋への米作りの様子を身近に感じて一層その美しい景色とともに収穫のよろこびも知りました。水を張った田園に映る雲、稲の花が咲いた一面の匂い、青一色の田を風の波が動く様、稲穂が実った時の香り、冬の刈田で初雪がつもり雪だるまをつくったこと等思いだしました。そうだ、いつもの秋だ。
Posted by 西五辻芳子 at 2020年11月25日 05:26
永井さん、寺阪さん、西五辻さんコメントありがとうございます。
両親とも新潟県の米農家出身で、秋になると親戚宅から新米が送られてきます。
そんな毎年のことが、世間がコロナ禍の中でも変わらずに行われているという思いで作りました。
Posted by 庭鳥 at 2020年12月08日 07:25
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