この記事へのコメント
晩春の光の中に山藤の房がはつかものびてゐるなり

晩春の季節感からはじまり「山藤」に焦点がしぼられ房に視点がズームされ
その房がほんのわずかのびていることを詠われています。
さらさらと詠われていますが、山藤を定点観察出来る環境はめずらしく
晩春のうつりゆく季節の侘びしさや山間部の気温やひかり、「山藤」のもつ
神秘性、香り、その花房がはつかのびている事を発見した感動が定型にのっとり上手く表現されていますね。上の句の漢字の多さと下の句のひらがなだけの表現はバランスが悪いので、上の句も少しひらがな表記にするほうが好みです。

Posted by 西五辻芳子 at 2021年05月22日 07:10
晩春の光の中に山藤の房がはつかものびてゐるなり

この歌会でここにも藤を詠んだ方が!と親しみと憧れを覚えながら
作者名発表を心待ちにしてきました。

やはり藤の季節は晩春だったのですね。
八重桜が散るころ房をのばし出す山藤。
季節のスポットライトを浴びた、初々しいしなやかさが伝わってきます。
莟の一つ一つにピントが合っているかのようです。

「はつか」という言葉をつい最近知りました。
こんな風に効果的に使ってみたいです。

Posted by 川上幸子 at 2021年05月27日 16:42
作者は弘井文子でした。
西五辻芳子さん、川上幸子さん、ありがとうございました。
Posted by 弘井文子 at 2021年05月30日 10:11
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