この記事へのコメント
コロナ禍で他人との間隔を空けるためそこに座っているプーさん。「いつまでそこにいるのでしょうか」という主体の問いかけに、収束の見えない中での疲れや呆れが読み取れます。同時に問いかけの対象であるプーさんからの「僕には分からないや、とりあえずハチミツでもどう?」そんな答えに緊張が解け、隣に座るところまで想像させる奥行のある歌だと感じました。
Posted by 野崎挽生 at 2021年05月07日 17:23
銀行のソファに座るプーさんはいつまでそこにいるのでしょうか

言葉の置き方に無理がなくてスムーズに読み下せる歌で、まずはそこに好感を持ちました。
待ち合いのソファの真ん中にくまのプーさんのぬいぐるみを置いてディスタンスを保つという銀行の工夫なのでしょう。
「いつまでそこにいるのでしょうか」は誰に向けたというものではなく独り言のような問いだと思います。コロナ禍が長引いていることを背景に、プーさんはソファにいつまで座っているのか≒コロナ禍はいつまで続くのかという、答えのない問いにかすかな悲しみややりきれなさを感じます。
あるいは、終業が近づいてソファには誰も座っていないのに、プーさんだけが変わらず座り続けているのを見て、プーさんには帰る家がないのか、と心配になったのかも知れませんね。
いずれにしてもシンプルな言葉遣いでありながら、主体の繊細な心情が表現されている良い歌だと思いました。
Posted by 寺阪誠記 at 2021年05月14日 22:59
銀行のソファに座るプーさんはいつまでそこにいるのでしょうか


銀行によって色々なマスコットキャラクターがあるようで、プーさんは

東京三菱UFJ銀行でしょうか。

一読銀行に来た親子の忘れ物がずっとソファに置かれていて取りに来

ることを待っていると詠われていると思ったのですが、前評を読み

コロナ禍の銀行のソファでのソーシャルディスタンスを詠っていると

いう歌意を面白く拝見しました。別の読みで、銀行統合により消えてい

ったマスコットキャラクターもあるのでそういう事も詠われている可

能性もあります。この様に読みがわかれる一首は情報が足らないので

下の句を読者の読みが纏まる様に工夫してほしいです。

Posted by 西五辻芳子 at 2021年05月16日 05:42
作者の五十嵐真希です。
コメントをありがとうございました。
早くコロナ禍が収まって、気兼ねなく人と隣り合って座れる日がきたらいいなと思います。
Posted by 五十嵐真希 at 2021年05月30日 14:37
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]