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2021年05月02日
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往来の不自由なげけばくくくくとムラサキハナナにわらはれてゐる
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posted by 短歌人会 at 00:26|
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この記事へのコメント
往来の不自由なげけばくくくくとムラサキハナナにわらはれてゐる
ムラサキハナナは花大根や諸葛菜ともいわれるアブラナ科の草で青紫の花をつけこの頃はいたるところで見かけるようになりました。
茎立(くくたち)の薹のたった茎のムラサキハナナはたくましく風に倒れてもまた空へと「く」の字のごとく並びたち往来の不自由をなげく作者を元気づけているのですね。
「往来の不自由」が判りづらいのですが、「嘆けば」につづき三句の「くくくくと」の俳諧味ある抜けが要となり際立つ一首となっています。
「往来の不自由」は、コロナ禍で道路の往来も人との距離を保たなければいけない不自由、高齢で外出しても足腰が弱り以前のように自由には動けない、どちらにもとれるので具体的に詠ったほうが読者としてはありがたいです。
Posted by 西五辻芳子 at 2021年05月08日 01:11
往来の不自由なげけばくくくくとムラサキハナナにわらはれてゐる
くくくくは笑い声とも、左に向いた矢印の4個ともとれて面白い味を出しています。
往来制限について、作者は少なからず疑問を抱いていてくくくくは自嘲的な笑いと取ったのですが。
Posted by たかだ牛道 at 2021年05月24日 23:03
ムラサキハナナという片仮名表記の植物名が、くくくくと相俟って面白い味を出し、効果的と思いました。縦書きだったら、くくくくの印象もまた少し変わるかもしれませんね。
人間のせせこましさが、たくましい植物に笑われている感じから、自嘲的な思いもある気がしました。
Posted by 加藤隆枝 at 2021年05月25日 05:51
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