2021年08月01日

第46回ネット歌会詠草/10

もう死んでゐるはずなのに真鰈の口のゆがみてくらき両の目

【選歌集計結果=4票】
【投票者=竹田正史/永井秀幸/馬淵のり子/光本 博】
posted by 短歌人会 at 00:13| Comment(4) | 第46回歌会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
カレイの見た目の独特さを言いえている一首と思いました。歪んだ口と「くらき両の目」、雰囲気が暗いなにやら恨みがましい目つきとで、もうすでに死んでいるはずなのに生きているように思える、ということかと思えました。
Posted by 光本博 at 2021年08月07日 08:09
死んだばかりの鰈の面相を詠んでいて迫力があると思い選びました。
Posted by 永井秀幸 at 2021年08月10日 16:16
カレイの目は片側に寄っていて愛嬌があります。口もおちょぼ口で可愛いですが、死んでしまったカレイが、すこしだけ抗っているふうに読みました。
Posted by 馬淵 at 2021年08月16日 11:57
光本さん、永井さん、馬淵さん、コメント 有難うございました。
ヒラメと違って、片側に2つの目をもつユニークな顔の「鰈(カレイ)」を詠もうと思いました。
ふとテレビで、ヤギさん答弁を繰りかえすどこかの国の宰相の顔を目にしたため、イメージが重なりこのような歌になりました。
もちろん、あくまで鰈(カレイ)を詠んだ一首ですが。
Posted by 肥塚しゅう at 2021年09月08日 09:15
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