2021年11月22日

第47回ネット歌会詠草/7

伝統を幾重も胴に巻き締めて赤い晴れ着は境内を行く
posted by 短歌人会 at 00:18| Comment(2) | 第47回歌会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
七五三で七歳の女の子が晴れ着を着て参拝に来た様子を詠んだ歌かと思います。
「伝統」とは七歳の帯解きの儀に由来して、女の子がはじめて大人と同じように着物を着て帯を締めることを指しているのでしょう。
七五三参りの子そのものより晴れ着をメインにした描写で、ポスターやCMのような凝縮された雄弁な歌だと思いました。
Posted by 庭鳥 at 2021年11月27日 10:16
庭鳥さん、ご丁寧な評をいただきましてありがとうございます。
ご推察のとおり、七歳の娘の七五三詣の様子です。
できるだけ当事者としてのウェットな感情を排し、一枚の絵のように詠みたいと思っていたので、深く読み取っていただけて嬉しく思いました。

初めてこのネット歌会に参加させていただきました。
他の皆様の作品や、評がどんどん重なり発展していく様子を拝読して、大変勉強になりました。
ご設営いただいた皆様、誠にありがとうございます。
Posted by 伊藤まり at 2021年12月19日 16:49
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