スマートフォン専用ページを表示
短歌人ネット歌会場
短歌人会の公式なネット歌会会場です。
閲覧はどなたさまもできますが、出詠およびコメントは短歌人のメンバーのみに限定させて戴きます。
<<
第47回ネット歌会詠草/17
|
TOP
|
第47回ネット歌会詠草/15
>>
2021年11月22日
第47回ネット歌会詠草/16
自転車の前かご眠る猫のいる木漏れ日もようしずかな駅舎
【関連する記事】
第47回短歌人ネット歌会作者名発表
第47回短歌人ネット歌会詠草一覧
第47回ネット歌会参加者一覧
第47回ネット歌会詠草/1
第47回ネット歌会詠草/2
第47回ネット歌会詠草/3
第47回ネット歌会詠草/4
第47回ネット歌会詠草/5
第47回ネット歌会詠草/6
第47回ネット歌会詠草/7
第47回ネット歌会詠草/8
第47回ネット歌会詠草/9
第47回ネット歌会詠草/10
第47回ネット歌会詠草/11
第47回ネット歌会詠草/12
第47回ネット歌会詠草/13
第47回ネット歌会詠草/14
第47回ネット歌会詠草/15
第47回ネット歌会詠草/17
第47回ネット歌会詠草/18
posted by 短歌人会 at 00:09|
Comment(5)
|
第47回歌会
|
|
この記事へのコメント
乗り降りする乗客が少ない無人駅かな。
私は古い木造駅舎を想像しました。
自転車は乗客が置いて行った自転車で、帰りまでそこにあり、猫がのんびり寝ています。
好きな光景です。
二句の「前かご眠る」は字あまりになっても「前かごに眠る」の方が解りやすいのではと思いました。
Posted by 海野 雪 at 2021年11月27日 08:23
海野雪さんがお書きのように、静かで穏やかな時間があります。わたしも、好きな歌です。
「木漏れ日もよう」の「もよう」が少しわかりにくい気がします。
Posted by 弘井文子 at 2021年11月30日 12:10
自転車の前かご眠る猫のいる木漏れ日もようしずかな駅舎
「いる」が連体形なのか終止形なのかで受け取り方が変わってくると思うんですが、とりあえず連体形ととりました。
その上で読むと、視点がどんどん変わっていく歌だな、と。
(自転車→前かご→猫→木漏れ日→駅舎)
構造としては歌全体が「駅舎」を形容するものになっているんですが、上述したように視点がどんどん変わっていくので、「駅舎」を描写しているわりに印象が散漫になってしまうように思われます。
描写すべきものをもっと絞り込むことと、本当に「駅舎」を描写したいのかどうかというところに検討が必要かと思います。
Posted by 寺阪誠記 at 2021年12月04日 16:38
自転車の前かごに猫が寝ている情景が印象深いです。
上句で駅舎を叙述して、下句で、猫が寝ている様子を詠ったほうが、より猫が印象的になりますが、作者は、駅舎のしずけさを詠いたかったのでしょう。
Posted by 桑原憂太郎 at 2021年12月10日 20:08
コメントありがとうございます。
国東杏蜜です。
たいへん勉強になります。
たとえばスナップ写真でたまにあるような「いい感じの駅を撮ってみたら撮ったときは気付かなかったけど猫がうつってた」のようなことがことばでできないかなあと思って、作りました。
ことばはなかなか無意識というわけにはいかないんですができたいことにちょっと近づいた気がします。ありがとうございます。
Posted by 国東杏蜜 at 2021年12月19日 22:42
コメントを書く
お名前: [必須入力]
メールアドレス:
ホームページアドレス:
コメント: [必須入力]
検索
<<
2024年03月
>>
日
月
火
水
木
金
土
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
31
最近のコメント
第52回ネット歌会詠草/5
⇒ 野崎挽生 (03/08)
⇒ 大野奈美江 (02/27)
⇒ 亀尾美香 (02/25)
⇒ 寺阪誠記 (02/22)
第52回ネット歌会詠草/4
⇒ 野崎挽生 (03/08)
⇒ 寺阪誠記 (02/25)
⇒ 光本博 (02/22)
第52回ネット歌会詠草/3
⇒ 野崎挽生 (03/08)
⇒ 大野奈美江 (02/27)
⇒ 鎌田章子 (02/24)
第52回ネット歌会詠草/2
⇒ 野崎挽生 (03/08)
⇒ 馬淵のり子 (02/23)
第52回ネット歌会詠草/1
⇒ 野崎挽生 (03/08)
⇒ 加藤隆枝 (02/27)
⇒ 大野奈美江 (02/24)
⇒ 光本博 (02/22)
第52回ネット歌会詠草/20
⇒ 清水 紀久子 (03/08)
⇒ 堀部明兎 (03/02)
第52回ネット歌会詠草/15
⇒ 寺阪誠記 (03/07)
⇒ 大野奈美江 (02/23)
⇒ 堀部明兎 (02/22)
第52回ネット歌会詠草/19
⇒ 堀部明兎 (03/02)
⇒ 加藤隆枝 (02/27)
⇒ 馬淵のり子 (02/23)
第52回ネット歌会詠草/12
⇒ 堀部明兎 (03/02)
⇒ 花澤孝 (02/26)
⇒ 亀尾美香 (02/25)
⇒ 伊藤まり (02/25)
⇒ 光本博 (02/22)
第52回ネット歌会詠草/8
⇒ 堀部明兎 (03/01)
⇒ 大野奈美江 (02/25)
⇒ 鎌田章子 (02/24)
最近の記事
(01/01)
短歌人ネット歌会のお知らせ
(03/19)
第52回短歌人ネット歌会作者名発表
(02/17)
第52回ネット歌会参加者一覧
(02/17)
第52回短歌人ネット歌会詠草一覧
カテゴリ
日記
(0)
歌会告知
(6)
第1回歌会
(40)
お知らせ
(4)
第2回歌会
(32)
第3回歌会
(40)
第4回歌会
(48)
第5回歌会
(32)
第6回歌会
(33)
第7回歌会
(38)
第8回歌会
(35)
第9回歌会
(43)
第10回歌会
(36)
第11回歌会
(31)
第12回歌会
(31)
第13回歌会
(34)
第14回歌会
(32)
第15回歌会
(32)
第16回歌会
(30)
第17回歌会
(33)
過去ログ
2025年01月
(1)
2024年03月
(1)
2024年02月
(23)
2023年09月
(1)
2023年08月
(18)
2023年07月
(1)
2023年03月
(1)
2023年02月
(27)
2023年01月
(1)
2022年09月
(1)
2022年08月
(22)
2022年07月
(1)
2022年03月
(1)
2022年02月
(28)
2022年01月
(1)
2021年12月
(1)
2021年11月
(27)
2021年09月
(1)
2021年08月
(24)
2021年07月
(1)
私は古い木造駅舎を想像しました。
自転車は乗客が置いて行った自転車で、帰りまでそこにあり、猫がのんびり寝ています。
好きな光景です。
二句の「前かご眠る」は字あまりになっても「前かごに眠る」の方が解りやすいのではと思いました。
「木漏れ日もよう」の「もよう」が少しわかりにくい気がします。
「いる」が連体形なのか終止形なのかで受け取り方が変わってくると思うんですが、とりあえず連体形ととりました。
その上で読むと、視点がどんどん変わっていく歌だな、と。
(自転車→前かご→猫→木漏れ日→駅舎)
構造としては歌全体が「駅舎」を形容するものになっているんですが、上述したように視点がどんどん変わっていくので、「駅舎」を描写しているわりに印象が散漫になってしまうように思われます。
描写すべきものをもっと絞り込むことと、本当に「駅舎」を描写したいのかどうかというところに検討が必要かと思います。
上句で駅舎を叙述して、下句で、猫が寝ている様子を詠ったほうが、より猫が印象的になりますが、作者は、駅舎のしずけさを詠いたかったのでしょう。
国東杏蜜です。
たいへん勉強になります。
たとえばスナップ写真でたまにあるような「いい感じの駅を撮ってみたら撮ったときは気付かなかったけど猫がうつってた」のようなことがことばでできないかなあと思って、作りました。
ことばはなかなか無意識というわけにはいかないんですができたいことにちょっと近づいた気がします。ありがとうございます。